ECサイト構築の方法|種類や費用・制作手順等を徹底比較【初心者向け】

2021年10月21日

ニューノーマル時代に入り、オフラインでの商品販売が立ち行かなくなった現状から、ECサイトで活路を見出そうと考えている企業は大変多いです。

昨今では、さまざまなECサイトの構築方法が出回っており、EC初心者からしたらどのような方法で構築したらよいのか判断が難しいでしょう。

ですが、ECサイト構築方法の選び方に失敗してしまうと、その後の乗り換えはかなり難しくなってしまうため、最初の選択は非常に重要です。

本記事ではEC初心者の方でも、ECサイト構築の際の方法・ツール選定や構築手順を理解できるよう分かりやすく解説しています。

ぜひ、最後まで読んでいただき、自社のECサイト構築にお役立てください。

ECサイトの主な5つの構築方法と費用相場

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ECサイトを構築する方法に関しては、主に5つのやり方が挙げられます。

 

No. 構築方法 サイト年商 初期費用 月額費用 主な特徴
ASP ~1億円 0円

※有料版:~10万円

0円

※有料版:~10万円

EC初心者でも簡単にすぐ始められる
オープンソース 1億円~

5億円

0円

※制作費等は除く

10万円~ カスタマイズECが安価で制作可能
ECパッケージ 1億円~ 500万円~ 10万円~ フルスクラッチより安価かつ同等の機能が使える
クラウドEC 1億円~

20億円

300万円~ 10万円~ 定期的なアップデートがあるため、常に最新の状態を維持できる
フルスクラッチ 50億円~ 数千万円~ 数十万円以上 拡張性は高いが、コストが高くなりやすい

※年商や費用等の数値に関しては、あくまでも目安です。

 

それぞれ特徴が異なる上に、サイトの年商規模や利用者の用途・予算等によっても、選択する構築方法が異なってきます。

想定している規模に応じて必要となる初期費用が異なる上に、構築方法によって月額費用にも違いが出てきます。
想定規模と構築方法がミスマッチだと、ランニングコストが不用意にかかってしまうこともあるため注意が必要です。

 

年商規模が読めない場合やひとまずEC運営を始めてみたいといった場合は、最初から有料で始めるのではなく、まずは無料プランを活用してみてもよいでしょう。

また、技術面に不安があるEC初心者の方は、容易に構築が可能な無料ASPがおすすめです。

実際に選択する際には、ご紹介しているECサイトの構築方法に関する特徴を考慮した上で、検討してみてください。

 

ASP

▶︎こんな方におすすめ

    • まずは試験的にはじめたい
    • 費用をできるだけ抑えたい

 

構築方法 サイト年商 初期費用 月額費用 主な特徴
ASP ~1億円 0円

(有料版:~10万円)

0円

(有料版:~10万円)

EC初心者でも簡単にすぐ始められる

 

メリット デメリット
    • 初期費用や月額が安価
    • 無料ではじめられるASPもある
    • 最短約10分程度で開設が可能
    • 有料ASPであればコーディングが自由にできる
    • 定期的にアップデートされるため、システムが古くならない
    • 他の方法に比べ、構築が容易である
    • カスタマイズ性が低い
    • ECサイトのデザインに縛りがある

 

“ASP”とは、Application Service Provider(アプリケーション・サービス・プロバイダ)の略語であり、どの方法よりも容易にECサイトの構築が可能です。

個人向けのASPから法人向けのASPまで幅広くサービスあるため、EC初心者の方でも比較的取り組みやすい構築方法だといえます。
利用料金もかなりリーズナブルな価格設定となっていることが多く、サポートや機能面も申し分ないといえます。

ただし、カスタマイズ性は他の構築方法と比較すると劣るため、より拘ったデザインにしたいという方には不向きです。

また、初期費用や月額費用が0円の場合でも、商品が売れた際に「決済手数料」が3~5%程度必要となる場合があります。
ASPの種類や商品の値段によって変動しますので、想定するASPや商品などに応じて予め考慮しておくとよいでしょう。

 

オープンソース

▶︎こんな方におすすめ

    • サイトの年商規模が1億円以上期待できる
    • 自社に技術者が在籍している
    • 拡張性が高いECサイト構築を考えている

 

構築方法 サイト年商 初期費用 月額費用 主な特徴
オープンソース 1億円~

5億円

0円

(制作費等は除く)

10万円~ カスタマイズECが安価で制作可能

 

メリット デメリット
    • 無料でECシステムの構築が可能
    • 技術力が高い人であれば、カスタマイズやシステム連携などが容易にできる
    • ECサイトのデザインを自由に設定できる
    • 特定のオープンソースであれば、拡張性が高い多くのプラグインが使える
    • ネット上にも情報が多い
    • 独自にメンテナンスを行わないと、システムが古くなる
    • 障害やバグなどは自己責任
    • サーバー代や保守管理費用がかかる
    • 技術的な面で開発者に依存しやすい

 

“オープンソース”とは、利用者の目的を問わずに自由に活用できるソフトウェアのことを指します。

ECサイト構築に関するオープンソースのソフトウェアも公開されており、誰でも自由に活用が可能です。
ある程度の技術力がある人であれば、無料でECサイトの構築が可能な上に、拡張性も非常に高いのが魅力的です。
また、ECサイトのデザインに関しても、自由に設定できるため、自社に適したECサイトの構築ができます。

ただし、定期的なソフトウェアのアップデートなどはないため、独自にメンテナンスを行わないとシステム自体が古くなります。
加えて、障害やバグなども自社に責任が課せられる上に、開発者に技術的な面で依存しやすいため、ブラックボックス化しやすいのが難点です。

 

ECパッケージ

▶︎こんな方におすすめ

    • サイトの年商規模が1億円以上期待できる
    • 開発自体はベンダーに任せたいと考えている
    • ECサイトのデザインに関しては自社で決めたい

 

構築方法 サイト年商 初期費用 月額費用 主な特徴
ECパッケージ 1億円~ 500万円~ 10万円~ フルスクラッチより安価かつ同等の機能が使える

 

メリット デメリット
    • カスタマイズ性に優れており、システム連携も容易である
    • ECサイトのデザインが自由に設定可能
    • フルスクラッチよりも低コストで運用できる
    • ベンダーが開発を担当してくれる
    • システムが古くなりがち
    • ECサイトの開発費用が高額である
    • 自社でサーバーを用意する場合、費用やメンテナンスは自社負担となる

 

“ECパッケージ”とは、ベンダーと呼ばれる開発業者がECシステムを自社開発しており、パッケージとして企業側に対して提供しているサービスのことです。導入する企業ごとにベンダーがカスタマイズを行い、ECサイトの構築を行います。

ECパッケージで構築する方法は、かなり費用が高くなってしまう場合が多いため、基本的には年商1億円以上の中・大規模の企業向けとなります。

ECパッケージの最大のメリットは、導入企業にある既存のシステムとの連携や、カスタマイズが前提となっていることです。
自社の状況に合わせた柔軟かつシームレスなシステム連携を行うことで、在庫管理や出荷作業といったバックエンド作業の効率化・高品質化を図ることができます。

また、ベンダー側がECサイト構築に関する開発作業を担当してくれるため、自社にECを構築のノウハウが無い場合でも効率よくECサイトを構築することができます。

ただし、自社のサーバーを活用する際には、費用やメンテナンス等は自社負担となるため、利用される際には注意が必要です。

 

クラウドEC

▶︎こんな方におすすめ

    • 自社でのメンテナンス等の手間を省きたい
    • サーバー管理を外部に任せたい
    • オンプレミスを必須条件としていない

 

構築方法 サイト年商 初期費用 月額費用 主な特徴
クラウドEC 1億円~

20億円

300万円~ 10万円~ 定期的なアップデートがあるため、常に最新の状態を維持できる

 

メリット デメリット
    • システムが常に最新状態である
    • カスタマイズ性に優れており、システム連携も可能
    • ECサイトのデザインも自由に設定できる
    • レスポンシブ対応である
    • サーバーを保持する必要がない
    • オンプレミスを必須条件としている会社には導入できない
    • 運用に費用がかかる

 

“クラウドEC”とは、クラウドサーバー上にECサイトを構築する方法です。
クラウド管理されているため、自社でサーバーを持つ必要がなく、カスタマイズ性も非常に優れているのが大きな魅力です。

また、クラウドECでは、定期的にシステムが自動アップデートされるため、常に最新状態を維持することができます。
加えて、スマホやタブレット等にもレスポンシブ対応しているため、さまざまなデバイスからの購入が期待できるでしょう。

なお、クラウド管理が前提となるため、サーバーやソフトウェア等の情報を自社で管理することを前提としているオンプレミス希望の会社では導入ができません。

 

フルスクラッチ

▶︎こんな方におすすめ

    • サイトの年商規模が50億円以上期待できる
    • 運用コストよりも拡張性を優先できる
    • 自社に優秀なエンジニアチームを抱えている

 

構築方法 サイト年商 初期費用 月額費用 主な特徴
フルスクラッチ 50億円~ 数千万円~ 数十万円以上 拡張性は高いが、コストが高くなりやすい

 

メリット デメリット
    • 拡張性に優れており、自社に適した機能を備えたECサイトが構築できる
    • ECサイトのデザインが自由に設定可能である
    • 売り上げに直結するPDCAが高速で回せる
    • システムが古くなりがち
    • ECサイトの構築に時間がかかる
    • 他のサービスに乗り換え難い

 

“フルスクラッチ”とは、フルオーダーメードのECサイト構築方法です。

主に中・大規模のECシステム開発の方法として採用されており、UNIQLOやZOZOTOWNのECサイト等も、フルスクラッチで構築されています。

フルスクラッチの最大のメリットは、全て自社で開発業務を行うため、他の構築方法と比較して高速でPDCAが回せることにあります。

また、迅速にシステムの改善が行える上に、拡張性やデザイン性に関しても大変優れているといえるでしょう。

ただし、ソフトウェアのアップデート等は、自社で行わないといけないため、システム自体が古くなりがちなのが難点です。

加えて、フルスクラッチは0からECサイトを構築する方法なので、膨大な費用と時間が必要になります。

 

ECサイトを構築する際の5つのポイント

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ECサイトを構築する際には、主に5つのポイントを抑えておく必要があります。

 

    • 自社に適した構築ツールの選定
    • 費用の算出
    • 機能性の比較
    • セキュリティ対策
    • ベンダー(業者)のサポート体制

 

まずはどのような方法で構築するかが鍵になりますが、方法がある程度決まっている方は、構築ツールの選定が重要になります。

自社に適した最適なソリューションを選定するためにも、各項目ごとにしっかりと検討しなければいけません。

 

・自社に適した構築ツールの選定

ECサイト構築のためのツールに関しては、その方法の多さからもさまざまなサービスがあります。

無料のものから有料のものまで多岐にわたるため、まずはECサイト運用のための予算を決めることが大切です。

その上で、どのような構築ツールが自社に適しているのかをしっかりと考慮した上で、ツールの選定するようにしましょう。

基本的な確認項目としては、主に4つです。

 

    • 料金
    • 機能性
    • セキュリティ強度
    • カスタマーサポート

 

構築ツールを選ぶ際に、自社で何を一番重要視するのかなどの検討が必要でしょう。

 

・費用の算出

ECサイトを導入するためには、運用コストやシステム利用料金、決済手数料などのさまざまな費用がかかります。

仮に無料ASPツールを活用したとしても、決済手数料が別途かかるため、必ず予算の算出が必要になります。

特に”フルスクラッチ”や”ECパッケージ”などの方法で、ECサイトを構築しようとすると、かなりの費用がかかるので注意が必要です。

 

・機能性の比較

標準機能がどれほど充実しているかは、非常に重要な比較基準となります。

ECサイトは主に2つの側面で構築されており、フロントエンド側では商品の販売、バックエンド側では商品の管理・受注等を行います。

どのような方法でECサイトを構築したとしても、基本的な機能は実装されていますが、拡張性やデザイン性に関しては別です。

特に機能性が優れた方法で、ECサイト構築をしたいと考えている方は、”クラウドEC”や”ECパッケージ”等がおすすめでしょう。

 

・セキュリティ対策

ECサイト構築に関してもっとも重要となってくるのが、セキュリティ対策です。

ニューノーマル時代に入り、より多くの企業がECサイトを構築していますが、比例して情報漏洩などの問題も増加してきています。

特にECサイトではクレジットカード等の個人情報を扱うため、一度セキュリティ面に問題が生じると、顧客からの信用を一気に失いかねません。

セキュリティ対策を強化するためにもしっかりとベンダーと話し合い、具体的にどのような対策を取っているのか確認することが大切です。

 

・ベンダーのサポート体制

「ベンダーのサポート体制」と一言でいっても、その具体的な内容に関しては、多岐にわたります。

<サポート内容例>

    • ECシステムの構築
    • ECサイトのデザイン制作
    • カスタマイズサポート
    • マーケティング支援
    • 広告運用 など

基本的には、ECサイト構築の段階から運用まで一貫して、同じ担当者がサポートしてくれるのが望ましいです。

企業によっては1人で100サイトをサポート管理しているところもあれば、10サイトを1人で行っているところもあります。実際に活用する際にはどのような体制になっているのか、必ず確認しましょう。

 

ECサイト構築の手順

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ECサイト構築の具体的な手順に関しては、どのような構築方法で行うかによって異なります。

どの構築方法を選ぶにしても、最初はしっかりとECサイトのコンセプトや事業計画等を明確にしておくことが大切です。

その他、システムの要件定義や将来的な月商規模なども、あらかじめ具合的に検討しておきましょう。

 

ASPでの構築手順

    1. ASPの選定:無料/有料等、自社の希望を満たすASPを選定する
    2. ショップの作成:基本情報の入力やドメイン選択等を行う
    3. テンプレートの選定:ECサイトのデザインを決める
    4. 決済方法の選択:どのような支払い方法にするか選択する
    5. 商品管理:出品する商品の登録を行う
    6. テスト注文:実際に注文を行い問題がないか確認する

 

ASPの場合は、基本的なECサイトの構築手順はどこも類似していますので、一度一通り覚えてしまうとその後は簡単に開設できます。

ASPによっては、独自ドメインを活用できるところもあるため、自社でドメインを取得する場合は独自ドメインが利用できるところを選びましょう。

デザインテンプレートに関しては、どのASPも豊富に用意されていますので、そこから自社の希望に沿うデザインを選ぶましょう。特に希望が無い場合は、純粋に商品を見てもらうことができるシンプルなデザインのものが良いでしょう。

 

オープンソースでの構築手順

      1. オープンソースをダウンロード
      2. 各種設定を入力
      3. ECサイトのデザイン制作
      4. 決済関連の設定・配置
      5. セキュリティチェック
      6. テスト運用

 

オープンソース自体は無料で入手することができますが、構築を行うためにはある程度の技術力が必要となります。

例えばECサイトのデザイン制作を行う場合には、フロントエンド言語(HTMLやCSS等)を活用して、コーディングを行わなければいけません。

テンプレートがある場合もありますが、細かなデザイン調整などは、自身で行う必要があります。

加えて、決済関連も自身で構築する必要があるため、テスト運用に時間がかかるのが難点です。

 

ECパッケージ・クラウド・フルスクラッチ等での構築手順

      1. 要件定義:ベンダー側と話し合いながら決める
      2. 画面や機能等の設計:ベンダー側で設計書を作成する
      3. 開発作業:設計書を元にベンダー側で行う
      4. テスト運用:システムが設計書通りに動作するか確認する

 

ECパッケージやクラウド、フルスクラッチ等は、カスタマイズ性にとても優れている反面、システム開発を0から行うため非常に時間がかかります。

工程をしっかりと踏んで構築しないと、本来の目的が達成できない場合がありますので、ベンダー側と話し合いながら進める必要があります。

ASPの場合と比較して、その日からECサイトを開設できる訳ではないため、スケジュールに余裕を持って取り組むべきでしょう。

 

 

ECシステムを乗り換える際の3つの注意点

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現在使用しているECシステムから他のECシステムに乗り換える際には、主に3つの項目に関して注意が必要です。

 

      • 既存ユーザーのブラウザにあるPWとIDが無効化される
      • 検索からの流入が一気に減る恐れがある
      • レスポンシブ化するとCVRが減少する可能性がある

 

既存のECシステム自体が古く、新しいシステムにバージョンアップさせたい時には、要点を抑えた上でアップデートを実施するようにしてください。

 

・既存ユーザーのブラウザにあるPWとIDが無効化される

基本的にECサイトで買い物を行う際には、ユーザー側はログインを行った後に購入します。
ログイン情報は一般的には、パソコンのブラウザにクッキーで記憶されており、容易にログインすることが可能です。

しかし、ECシステムが変更されると、クッキーで記憶されていたログイン情報は無効となり、ユーザーはログインができなくなります。その結果、既存顧客の離脱に繋がる恐れがでてきます。

対応策としては、ECシステムを変更した後に、既存顧客にログインを促すようなキャンペーン等を実施する等が挙げられるでしょう。

 

・検索からの流入が一気に減る恐れがある

ECシステムを変更する際には、SEO(※)設定の引き継ぎも重要になります。

システム変更前に検索流入が多いページを把握しておき、リダイレクト設定を行うことで、検索からの流入を減らさずに済みます。

“リダイレクト設定”とは、ユーザーが訪問したページから他のページへ、自動的に移動させるための設定です。

逆にECシステムを変更して別のURLになってしまうと、一気に検索流入が減りますので注意が必要です。

SEO:Search Engine Optimizationの略語。日本語では”検索エンジン最適化”と呼ばる。特定のウェブサイトが上位に表示されるよう、ウェブサイトの構成などを調整することやその手法の総称。

 

・レスポンシブ化するとCVRが減少する可能性がある

総務省の調べによると現在は約8割以上の人が、スマホを利用しています。
スマホで買い物するのが当たり前になりつつある現在において、既存のECシステムがレスポンシブ化(スマホ表示に対応)していないとリーチできる顧客が少なくなってしまいます。

また、レスポンシブ化する場合はパソコンとスマホの両方のデザインを意識して設計しなければなりませんが、はじめから両方100%完璧なデザインにすることは難しいです。
そのため、ECシステムの変更と同時にレスポンシブ化を行う場合は、デバイスによって使いにくさがでてしまい、結果的にCVR(※)が減少する可能性があります。

ECシステム乗り換え後にCVRが減少してしまった際は、パソコンとスマホ両方のデザインに問題が無いか、といった観点で確認してみても良いでしょう。

※CVR:Conversion Rateの略語。商品をチェックした人のうち、どのくらいが購入したかの割合を示す数値。

 

まとめ

ECサイト構築の方法は、ご紹介した通り主に5つのやり方があり、それぞれ特徴が異なります。

 

    • ASP
    • オープンソース
    • ECパッケージ
    • クラウドEC
    • フルスクラッチ

 

構築方法を選ぶ際には、将来的な年商規模や構築費用、期間、拡張性等を想定した上で、コンセプトや事業計画に適したものを選ぶことが大切です。

ECサイト構築の方法選びで失敗してしまうと、その後のECシステム等の変更は非常に大変な作業となりますので注意しましょう。

 

また、ECシステムの乗り換えをご検討されている方は、最低でも以下の3つの要点を抑えた上で移行作業を行いましょう。

    • 既存ユーザーのブラウザにあるPWとIDが無効化される
    • 検索からの流入が一気に減る恐れがある
    • レスポンシブ化するとCVRが減少する可能性がある

 

移行前のECシステムが古いと何かとトラブルが起きる可能性が高くなりますので、移行先との互換性を十分に確認した上で実行するとよいでしょう。

 

何か気になることがありましたら、開発を対応している企業に直接問い合わせてみるのもよいでしょう。

 

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