HBLABとオフショア開発を行った、Mission Romantic社代表の森本萌乃さんにインタビュー!


今回は、実際に弊社と共にオフショア開発を行い、書店にビデオ通話付きマッチング機能を追加した「Chaptersbookstore」を開発、Mission Romantic社 代表取締役の森本萌乃 様にお話を伺いました。

構想からビジネス特許獲得に至るまでのオフショア開発エピソードを、弊社のベトナム現地エンジニアの感想も交えて丸ごとご紹介します。

【インタビュー概要】

■ Mission Romantic社 代表取締役:森本萌乃 様

 

株式会社MISSION ROMANTIC代表。

2013年に新卒で株式会社電通へ入社、4年間プランナーとして従事したあと、MyLittleBox、FABRICTOKYOへ転職。企業在籍中にパラレルキャリアにて自身の会社を創業し、20年より一本化。21年6月にグランドオープンした本×マッチングの新書店「Chaptersbookstore」は、登録者述べ2,500人を超え、20~30代の独身男女から支持を受けている。

https://chapters.jp/top

 

■ HBLAB

・プロジェクトマネージャー 星野

・エンジニア Tri、Hien

マーケティング バン

 

株式会社エイチビーラボジャパン  マーケティング担当 バン(以下、HBLAB):はじめまして!株式会社エイチビーラボジャパンのバンと申します。

今日は「本×マッチング」という、ユニークなECサービスのオフショア開発エピソードについてお伺いします。よろしくお願いいたします!

Mission Romantic社 代表 森本萌乃(以下、森本):はい!よろしくお願いいたします!

ベトナムプロジェクト開発チーム Tri(以下、Tri):私は今回のプロジェクトのフェーズ2からご一緒させていただきました。ベトナムプロジェクト開発チームのTriです。

ベトナムプロジェクト開発チーム Hien(以下、Hien):私はフェーズ1からお仕事をさせていただきました、Hienです。

一同:よろしくお願いいたします!

「本×マッチング」ECサービス開発を始めたきっかけ


HBLAB:森本さんが考えられた、書店にビデオ通話付きマッチング機能を追加したECサービス「Chaptersbookstore」ですが、マッチングに本を掛け合わせるアイデアはとてもユニークですよね。開発に至る背景やきっかけはどのようなものだったのですか?

森本:そうですね。私自身マッチングアプリを使っていて感じた、マッチングアプリ疲れがサービスの出発点です。人を条件で検索するという出会い方になんとなく違和感を感じていました。

ジブリ映画の「耳をすませば」を観て年甲斐もなく号泣したのをきっかけに、映画に出てくるような「本棚でちょっと手が重なる」みたいな、ロマンチックな出会いのきっかけを自然に作れないかと思ったんです。

お客さまへ向けたBtoCの案件も好きでしたし、たくさんある雇用形態の中で唯一、起業はしたことがなかったので、人生経験も兼ねて一番大きい山から行こうかなと。笑

HBLABBtoCへのお気持ちと映画のようなロマンティックな出会いへの憧れみたいなものが掛け合わさって、開発に至ったんですね。

森本:はい。あとは、プロジェクトのPMを務めてくださったHBLABの星野さんとの出会いもすごく大きいです。

当初は、こんなアイディアじゃビジネスの種にもならないって誰にも相手にされなかったんです。でも「自分の夢なので誰に何を言われても関係ない、だからやろう!」と思ったときに、星野さんに出会いました。

HBLABここで、ベトナムの開発チームにも話を伺います。みなさんは、マッチングと書店をかけ合わせたサービスについてどのような印象をお持ちでしたか?

Hienそうですね。タイトルと筆者情報が隠されたなかで本を選び、偶然にも同じ本を選んだ人同士で出会いを作り出すというスタイルは、大変独創的な発想だと思います。

また、現在も進むプロジェクトの改善において、ユーザーの体験を何よりも大事にし、よりいい形にしていくところも素晴らしいと思います。

HBLAB:Triさんはどうですか?

Tri:私も同感です。森本さんはプロジェクトをよりいい形に展開する努力を常になさっているので、その姿にも非常に感心しています。

オフショア開発を選んだ経緯とパートナーにHBLABを選んだ理由


HBLAB:では、森本さんがオフショア開発を選んだ経緯と、パートナーにHBLABを選んだ理由をお聞かせください。

森本:はい。当初はどこかの会社に開発をお任せするか、既存のサービスを利用して展開するか迷ったのですが、どれもしっかりと私がハンドリングや指示ができないとプロジェクトを動かすのが厳しいと思っていたんです。でも、エンジニアリングの経験がない私には難しいと思っていて…

そんななかで、星野さんが私の理想を形にするためのアイディアをたくさんくださったので、最終的にHBLABとオフショア開発でゼロからECサイトを作ることを決めました。

HBLABそうすると、パートナーとしてHBLABを選んでいただいたのは、初めての開発事業で見えにくかったサービス構想の部分を、星野と壁打ち感覚で話せたことが大きかった感じですかね?

森本:はい。あとは、ベトナムエンジニアの方々の真面目さや実直さです。ちょっとずつでもきちんと進めてくださるので、着実にタスクが終わっていく過程が見えて安心できました。

人柄もみなさん優しくおおらかで、問題が起きたときは、責任の所在よりも問題解決のためにどうしたらいいかというのを真摯な姿勢で一緒に考えてくれて、しっかり伝えてくれます。

HBLAB:開発を継続するなかで、チームの所感は変わりましたか?

森本:そうですね。開発から1年経ったのもあって、何かあればチームのみんなが意見を言ってくれたり、タスクに優先順位をつけてくれたりするようになったのが、嬉しいし頼もしいです。

開発のスタートアップはメンバーを集めるのが大切ですが、とても大変です。でも、HBLABはエンジニアも含めて何百人ものメンバーがいて、開発途中でPMが変わっても同じクオリティで繋いでくださるので、すごく安心感があります。

HBLAB一般的によくある、PMが変わるたびにもう一度すべて説明し直すとか、以前のPMが言ってたことと話が違うとかのストレスや不安は、あまり感じられなかったということですかね?

森本:はい。HBLABが持っている人数の馬力もあると思いますし、すごく丁寧に対応してくださるなと感じています。

オフショア開発のマネジメントで意識したこと


HBLAB:森本さんがオフショア開発を行ってみて、現地エンジニアとのコミュニケーションで気を付けたこと、マネジメントの際に意識したことや感じたことはありますか?

森本:あります!主に納期スケジュールの管理です。スケジュールは、ベトナム人の真面目さを信じて任せるというのがすごく大切だと気がつきました。

私の場合、初めは開発期間がとにかく短かったのもあって、私の提示したスケジュールでかなり無理をさせてしまって…

決済機能が動くようになったのが、ローンチの3時間前だったんですよ。だからもう、みんなドキドキしてて。

HBLAB:プロジェクトのローンチを後ろ倒しにする選択肢はなかったのですか?

森本:そうなんです。ティザーの告知は出してしまっていたのでやるしかなかったですね。

Hien:確かに、Chaptersbookstoreのビジネス基準を満たすためには、決済フローやデザイン、ロジックの変更が必要だったので、限られた時間で大量の作業を処理しなくてはいけなかったことは、正直大変でした。

無事に決済システムが動いてくれて、時間どおりにローンチできたのは良かったです。

森本:そうなんです。だからそこから先は、いつなら安心してローンチできるか、ベトナムチームに期限を切ってもらうようにしたんです。

そうすることで、ベトナチームもローンチのタイミングにリアルタイムでバグを見るよう待機してくれるようになり、スムーズに回るようになりました。

HBLAB:そうだったんですね。ローンチに間に合わせるためにエンジニアに無理を強いるのは、プロジェクトのオーナーとしてもきっとあまり気持ちがよくないですよね。

森本:そうですね。きっと作業の中身とか大変さを分かってない人が納期の希望を言っても、エンジニアが求める納期とはチグハグになってしまうんですよ。

もちろん、どういう作業をしてどのくらいの時間が必要かが分かる人は、納期を伝えてもいいと思います。でも、エンジニア経験が無くて、よく分からないけど作りたいものがあるという私のような人間は、オフショア開発で納期を切るのは向いていないかもしれません。

プロダクトは予想どおりのものができあがったか?


HBLAB:実際にオフショア開発でサービスを作ってみて、森本さんが想定していた通りのものができたと思いますか?

森本:「本×マッチングでロマンチックな出会いを作る」という目的で生み出した、世の中に無いサービスという意味では、想定したものができあがったと思います。

ただ、オフショア開発とは関係ないのですが、マッチングアプリにオンライン書店がくっついたものを作ろうと思っていたら、できあがったのはECにマッチングサービスが付随したものだったので、システム基盤の面では思っていたものとまったく違うものができました笑 !そう考えると、私一人ではできないし、やはりPMの星野さんとの出会いが大きかったですね。

HBLAB:一番大切なコンセプトが実現できたことは、弊社としても嬉しいです。

森本:実はひとついい話があって、今回のシステムでビジネスモデルの特許が取れたんですよ!

https://prtimes.jp/ChatersbookStore/ビジネス特許証取得

ビジネス特許証を持つ、PMを務めたHBLABの星野氏(左)と株式会社MISSION ROMANTICの森本氏(右)。

 

HBLAB:そうなんですね。ビジネス特許は取得が難しいと聞いたことがあるので、素晴らしいですね。

森本:そうなんですか?実はよく分かっていないところもあって…笑

なので、イメージと遠かったか近かったかというよりも、ビジネス特許が取れるくらい先進性と独自性があるサービスを形にできたという点では、すごく成功なんじゃないかなと思っています。

HBLAB:そうですね!ビジネス特許を取得すると「本とマッチングといえば森本さんの会社」みたいな形で世間的に認知されるようになりますし、Chaptersbookstoreの大きな強みになりますね!

森本:ありがとうございます。そう言っていただけると少し自信が持てます。

Chaptersbookstoreのユーザーの反応


HBLAB:実際にユーザーの反応はどうでしたか?

森本:Chaptersbookstoreは、私の現体験が起点となっているので、お客さまの共感性が強いサービスだと思います。ただ、使い勝手の良い便利なサービスでは決してないので、「助かってます」といった意見は正直ありません。すんごい面倒くさいサービスなんで。笑

HBLAB:効率化ではないんですね。

森本:そうですね。そのうえで、ロマンチックな出会いを体現できるサービスとして、お客さまも楽しんでくださっているんじゃないかなと思います。

Chaptersbookstoreの今後の展望


HBLAB今後の展望として、最終的にこんなところまで進めたらいいなという理想はありますか?

森本:はい。実は、世の中に無いサービスにしたくて、構想の段階では色々参考を見たり他者研究をせずに自分のエゴをぶつけたんです。そのせいで、使い勝手やウェブサービス面の課題がいっぱいあるんですよ。なので、もっとEC書店としての見栄えや使い勝手を良くしていくのが次の大きな目標です。

サービスに関してはどこまでもまだまだいけると思っているので、いけるところまで行きたいです。あとは、もう少しマネタイズしながらChaptersbookstoreが回るようにして、会社として成立させたいと思っています。

最後に


HBLAB:ありがとうございました!ゼロベースからやられた森本さんのお話は、オフショア開発に興味があっても踏み出せないという起業家の方にとって、大変参考になると思います。

森本:ありがとうございます。創業期のスタートアップとかで人探しに悩んでいる方も多いと思うので、HBLABとなら一緒にやってみたいと感じる方がいればいいですね!

HBLAB:そう感じてくだされば、弊社としてもすごく嬉しいです。ベトナムチームのおふたりもありがとうございました!

Hien:ありがとうございました!今後は日本に限らず、森本さんのプロジェクトが世界の色々な国から来た人に出会いをもたらすことを望んでおります。

Tri:今後、プロダクトの開発を進める過程で落ち込むこともあるかもしれませんが、ロマンチックな出会いを世界中に広めるまで頑張ってください!

一同:ありがとうございました!