2025年12月18日に開催されたウェビナー「サイロ化組織でAI活用がうまくいかない理由は?RAGを活用した社内知識管理の最適化と事例紹介」 は、小売、製造、Ed-Techなど多様な業界から、CEO・マネージャー層を中心に多数の皆様にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。
ご参加いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。
ウェビナー概要
本ウェビナーは、HBLAB AI事業本部長であるヴォー・トゥアン・ズンが登壇し、進行いたしました。ズンはベトナムおよび日本で情報技術を専攻し、BRSEおよびPMとして10年以上にわたりAIプロジェクトに携わってきた実績を有しています。実務経験に基づき、企業環境においてAIおよびRAGをどのように効果的に導入・活用すべきかについて、具体的かつ実践的な知見を共有しました。

また、本ウェビナーでは AIによって生成されたバーチャルMCも登場し、自然な対話能力や柔軟な応答が参加者の皆様から高い評価を得ました。MCはHBLABのAIチームが研究・開発したもので、今後はこのような業務への活用を目指しています: 顧客対応・コンサルティング、企業の広報・ブランディング、人材育成・採用支援。

ウェビナーで議論された主なポイント
ウェビナーは約1時間にわたり、以下のテーマを中心に活発な議論が行われました。
- HBLABのご紹介およびAI分野における研究・開発の取り組み
- 企業におけるデータサイロ化の現状と、RAGによる解決アプローチ
- HBLABが開発した次世代RAGソリューション 「M-RAG」
- 従来型RAGと次世代RAGのメリット・デメリット比較
- Q&Aセッションのまとめ(製造業におけるAI活用、AI-OCR、Retail分野でのAI活用など、実践的なテーマを多数紹介)

参加者からのフィードバック
ディスカッションを通じて、以下のような重要なポイントが共有されました。
- RAGの強みと課題
ハルシネーションの抑制、社内データとの整合性確保、情報ソースの透明性向上といった強みがある一方で、表・画像などの複雑なデータや大規模データ処理には課題が残る点について解説しました。 - AI-OCRとRAGの組み合わせ
図面、SOP、品質検査資料などをOCRでデジタル化し、RAGを用いて検索・回答生成を行うアプローチは、すでに多くの現場で実用化されている非常に有効な手法として紹介されました。
ウェビナーでは、RAGに関する活発な議論
さらに、参加者からは以下のような声も寄せられています。
PDF・Word・Webなどの社内データをElasticsearchにインデックス化し、AIが質問に応じて検索・回答する仕組みは、社内ナレッジ管理に非常に有効だと感じました。RAGについて、ぜひHBLABに詳しく相談したいと思います。
弊社は小売業界で画像データが多く、RAGが画像を含むデータベースに対してもインデックスを構築し、チャットボットから検索できるという点は非常に価値のあるインサイトでした。
資料ダウンロードについて
ウェビナーにご参加いただけなかった企業様に向けて、企業におけるAI活用の促進に役立つ情報を共有するため、HBLABは以下の限定資料を無料で公開いたします。
- ウェビナー使用スライド
- ウェビナー全編の録画動画
公開予定日:2025年12月25日
詳細はHBLAB公式Webサイトにてご案内いたします。
HBLABの今後のAI研究・開発への取り組み
HBLABは「AI の力でスマートDX を実現し、デジタル社会の未来である AIX
時代へと企業を導く」というミッションのもと、小売、製造、教育、医療など幅広い分野に向けて、業界特化型・カスタマイズ可能なAIソリューションを提供しています。
現在、80社以上の企業様にAI開発パートナーとしてご選定いただいており、以下の強みが評価されています。
- 9年以上にわたるAI研究・開発の実績
- 協業型開発モデルにより、AI人材不足の課題を解消し、最大40%のコスト最適化を実現
- 50名以上のAI専門エンジニアが、導入から運用・保守まで一貫して伴走
- 技術責任者が Kaggle Expert(上位0.5%) の実績を保有

HBLABは、2030年までにベトナムNo.1のAI企業となることを目標としています
企業におけるAI活用をご検討中の方は、ぜひこちらにお気軽にHBLABまでお問い合わせください。










