はじめに
デザインやクリエイティブ業界で注目を集めているMidjourney(ミッドジャーニー)とは、テキストから高品質な画像を自動生成できるAIツールです。複雑な操作不要で、プロンプト(指示文)を打つだけで美麗なイラスト・写真風画像・アート作品まで幅広く生成可能。クリエイターはもちろん、マーケティングやビジネス用途でも急速に普及しています。
本記事では、Midjourneyの基本情報から使い方、料金プラン、さらには実際にどう活用できるかの事例10選まで、初心者にもわかりやすく解説します。
Midjourney(ミッドジャーニー)とは
Midjourney(ミッドジャーニー)とは、テキストによる指示(プロンプト)をもとに、AIが画像を自動生成するツールのひとつです。OpenAIの「DALL・E」やStability AIの「Stable Diffusion」と並び、現在もっとも人気の高い画像生成AIのひとつとして知られています。
Midjourneyは、写真のようなリアルな描写から、幻想的なアートスタイルまで幅広い表現力を持ち、プロンプトの工夫次第で驚くほど自由自在なビジュアルを生み出せるのが特長です。 特に注目されているのは、イラスト・コンセプトアート・ロゴ・商品イメージ・背景美術など、多様なニーズに対応できる汎用性の高さ。
クリエイティブ業界や広告業界、さらには商品企画やインテリアデザイン分野など、さまざまな業種で活用が進んでいます。また、Midjourneyは主にDiscordというチャットアプリを通して利用するスタイルを採用しており、独自のコミュニティ性やコラボのしやすさも魅力となっています。
Midjourney(ミッドジャーニー)の料金プラン
Midjourney(ミッドジャーニー)は、高品質な画像を生成できるAIツールで、利用者のニーズに応じた4つの有料プランを提供しています。以下に各プランの特徴を比較表とともにご紹介します。
プラン名 | 月額料金 | 年額料金(月額換算) | 高速GPU時間(Fast GPU Time) | 低速GPU時間(Relax GPU Time) | ステルスモード | 同時実行可能なプロンプト数 |
Basic Plan | 10ドル(1,423円) | 8ドル(1,138円)/月 | 約3時間/月 | なし | なし | 3 |
Standard Plan | 30ドル(4,269円) | 24ドル(3,415円)/月 | 15時間/月 | 無制限 | なし | 3 |
Pro Plan | 60ドル(8,538円) | 48ドル(6,831円)/月 | 30時間/月 | 無制限 | あり | 高速12、低速3 |
Mega Plan | 120ドル(17,077円) | 96ドル(13,662円)/月 | 60時間/月 | 無制限 | あり | 高速12、低速3 |
Basic Planは、月額$10で、月に約3時間の高速画像生成が可能です。低速モードやステルスモードは利用できません。
Standard Planは、月額$30で、15時間の高速画像生成と無制限の低速画像生成が可能です。ステルスモードは含まれていません。
Pro Planは、月額$60で、30時間の高速画像生成、無制限の低速画像生成、さらにステルスモードが利用可能です。また、高速モードで最大12個のプロンプトを同時実行できます。
Mega Planは、月額$120で、60時間の高速画像生成、無制限の低速画像生成、ステルスモード、高速モードでの最大12個の同時プロンプト実行が可能です。
Midjourney(ミッドジャーニー)の登録手順
Midjourney(ミッドジャーニー)は、AIによって高品質な画像を生成できる人気のサービスですが、他のAIツールと違い「Discord」を使って操作するのが特徴です。そのため、初めて利用する方は少し戸惑うかもしれません。
ここでは、Midjourneyを始めるための基本的な登録ステップを順を追って解説します。Discordのアカウント作成からMidjourneyサーバーへの参加、有料プランの登録まで、初心者の方でも迷わず利用できるよう丁寧に説明していきます。
Discordのアカウント作成
Midjourneyを利用するには、まず「Discord(ディスコード)」というチャットアプリのアカウントを作成する必要があります。Discordはコミュニティごとにチャンネルが分かれており、Midjourneyの指示や画像生成もこの中で行います。
Discord公式サイト(https://discord.com)にアクセスし、「登録」ボタンをクリックすると、メールアドレス・ユーザー名・パスワードなどの入力を求められます。登録が完了したら、登録したメールアドレスに送られる確認メールを開き、アカウントを認証しましょう。スマートフォン用アプリもあるので、PCとスマホの両方で利用できる環境を整えておくとより便利です。アカウント作成が済めば、次のステップとしてMidjourneyの利用に進みます。
Midjourneyの登録
Discordのアカウントが用意できたら、次はMidjourneyのDiscordサーバーに参加します。Midjourney公式サイト(https://www.midjourney.com/)にアクセスし、トップページにある「Join the Beta」ボタンをクリックすると、Discordの招待リンクに飛びます。
そこで「参加」ボタンを押すことで、自動的にMidjourneyのサーバーへ入ることができます。参加後は、画面左側に「#newbies」などのチャンネルが表示されます。ここで、実際にプロンプトを入力して画像生成を試すことができますが、無料枠には限りがあります。制限なく使いたい場合や、高解像度の画像を生成したい場合は、有料プランへの登録が必要です。次のステップでその方法を説明します。
Midjourneyサブスクリプション(有料プラン)への登録
Midjourneyでは、より快適に使うためには有料プランへの加入が必須です。サーバーに入った状態で「/subscribe」とDiscord内で入力すると、専用の支払いページが表示されます。そこでは、数種類のプラン(月額約10ドル〜)が提示され、自分に合ったものを選択できます。
プランによっては、生成速度が速くなったり、同時に複数枚の画像を生成できたり、商用利用が許可されていたりと機能が異なります。支払い方法はクレジットカードまたはPayPalが利用可能です。決済が完了すると、即時に利用可能となり、制限なしで高品質な画像生成が行えるようになります。初めての方にはBasicプランがおすすめですが、使い方に応じてStandardやProに切り替えるのも良いでしょう。
Midjourney(ミッドジャーニー)の使い方|AI画像の生成方法
Midjourney(ミッドジャーニー)は、独自のアートスタイルで注目されている画像生成AIです。登録が済めば、あとはDiscord内の簡単な操作だけで誰でも画像を生成できます。
ここでは、初心者でも迷わず使えるよう、実際の操作手順を4ステップに分けて丁寧に解説します。画像の生成だけでなく、仕上げ処理や高解像度化までを網羅していますので、ぜひ参考にしてみてください。
チャットルームに参加
Midjourneyでは画像生成のすべての操作がDiscord内のチャットルームで行われます。まずは公式サーバーの「Newcomer rooms(例:#newbies-###)」といったチャットルームに参加しましょう。
このチャットは他のユーザーと共有されているため、初めは流れが速くて戸惑うかもしれませんが、慣れてくれば自分が入力したプロンプトと、それに対応する画像がしっかり生成される仕組みが分かってきます。また、他人のプロンプトを見ることで、自分の表現力も磨けます。
キーワードを入力し画像生成
チャットルームに参加したら、画像生成の基本コマンド「/imagine」を使ってプロンプト(キーワード)を入力します。例えば /imagine prompt: a futuristic cityscape at sunset のように、シーンや雰囲気、スタイルなどを英語で入力するのが基本です。
Midjourneyは感性的な描写に強く、”dramatic lighting” や “cyberpunk style” などの「パワーワード」が効果的に作用します。入力後、数十秒ほどで4パターンの画像が生成されます。
画像の仕上げ
生成された4つのサムネイル画像の下には、U1〜U4(アップスケール)、V1〜V4(バリエーション)というボタンがあります。Uボタンを押せば選んだ画像を高解像度化し、より細部を表現できます。
Vボタンはその画像のスタイルをベースにして新たなバリエーションを生成する機能です。このステップを繰り返すことで、納得のいく1枚を作り上げられます。また、画像に対して再生成(Reroll)を行うことで別のアイデアも試せます。
画像を高解像度化する
気に入った画像が完成したら、最後に高解像度化(Upscale)を行うのが一般的です。Uボタンで出力される画像は比較的高品質ですが、さらに細部にこだわりたい場合は「Upscale to Max」などの機能で最大解像度に引き上げられます。
また、外部ツール(例:Topaz Gigapixel)と組み合わせれば、印刷にも耐える高解像度化が可能です。高品質な画像が欲しい場合は、この仕上げの工程を丁寧に行うのがポイントです。
Midjourney(ミッドジャーニー)でAI画像を生成するコツ
Midjourneyを使えば、誰でもプロ並みのビジュアルアートを生成できますが、思い通りの画像を得るにはちょっとしたコツが必要です。ただ「猫」「夕日」などの単語を入力するだけでは、理想的なアウトプットにはなりません。
ここでは、Midjourneyで高品質かつ狙い通りの画像を生成するためのテクニックを5つに絞ってご紹介。プロンプトの書き方から、構図指定、パワーワードの使い方まで、すぐに活用できるノウハウを解説します。
具体的かつ簡潔なプロンプトを使う
Midjourneyで重要なのは、AIに「何を描いてほしいか」を正確かつ簡潔に伝えることです。たとえば「美しい風景」ではなく、「霧がかった山頂に立つ1本の松の木、朝焼け、シネマティックトーン」といったように、場所・状況・雰囲気を具体的に伝えることがポイントです。
長すぎるプロンプトはAIの解釈がぼやけやすく、逆に短すぎると曖昧になります。まずは「主題+補足情報+雰囲気」の3点構成で考えると、安定した結果が得られます。
構図やスタイルを示すパラメータを活用する
Midjourneyでは、プロンプトに構図やスタイルを明確に伝えることで、出力結果の精度が大きく向上します。例えば「–ar 16:9」(横長)、「–v 5.2」(バージョン指定)、「–style raw」(リアル寄りの描写)などのパラメータを活用することで、狙い通りの画面比率や作風に近づけられます。
図や背景を細かく指定したい場合には「from below(下から見上げた構図)」や「top view(真上から)」などの言葉も効果的です。
パワーワードでクオリティを一気に底上げ
Midjourneyでは、特定の「パワーワード(Power Words)」を使うことで、画像のクオリティが一気に上がることがあります。例えば、「ultra-detailed」「cinematic lighting」「photo-realistic」「epic scale」「trending on artstation」などは、特にビジュアル重視の生成時に非常に強力。
これらをプロンプトの末尾に付け加えるだけで、細部の描写や光の演出、色の深みなどが格段に向上します。クオリティアップの裏技として覚えておくと便利です。
ネガティブプロンプトを使って除外指定
欲しくない要素を排除するためには、ネガティブプロンプト(negative prompt)を使うのが有効です。Midjourneyでは直接「–no [要素]」という形式で除外指定できます。
例えば「–no text」で文字を消す、「–no people」で人物を除外、「–no blurry」でぼやけた表現を回避などが可能です。特に「思ってたのと違う」画像が出てきがちな初心者にとっては、不要な要素を取り除くこのテクニックは非常に役立ちます。
参考画像やURLでイメージを固める
Midjourneyでは、プロンプトだけでなく、画像URLを一緒に添えることで、AIにより明確なイメージを伝えることが可能です。
例えば「[画像URL] a fantasy castle at night, –ar 3:2 –v 5.2」といった形で使用します。これにより、構図や色合い、テクスチャなどが指定画像に近づくように生成されます。
また、参考画像をもとに「この雰囲気で別のモチーフを描いてほしい」といった応用もできるため、表現の幅が大きく広がります。
Midjourney(ミッドジャーニー)の活用事例
Midjourneyは、単なる画像生成ツールにとどまらず、映像制作・広告・ファッション・ゲーム・メタバースまで、あらゆるジャンルで活用されているクリエイティブAIです。プロンプトさえ工夫すれば、映画のワンシーンのようなビジュアルや独創的なアート表現も可能。
ここでは、Midjourneyが実際にどんな分野で活用されているのかを10の具体例を通してご紹介します。アイデアの参考にどうぞ!
AI美女の生成
まずはサクッとAI美女作ってみたいと思ってる人は全員MidjourneyでのAI美女生成を使った方が良い。AIの力を借りて美女画像を生成できるようになると創作力が10倍になる。とりあえず試してみたいタイプの人はMidjourneyを使うことでポン出しでAI美女が作れて、どっぷりハマる危険性も10倍に!w https://t.co/ua38nuVZpM pic.twitter.com/1WwKX8aQ8v
— ユニコ🦄 AIを学ぶ「#ユニコスクール」代表👩🎨 (@unikoukokun) June 30, 2024
Midjourneyは、高精度な人物描写にも優れており、美しくリアルなAI美女の画像生成が可能です。例えば、InstagramやX(旧Twitter)では「実在するモデルにしか見えない」と話題になるほどのクオリティで、ファッションや広告業界でも注目されています。
肌の質感、光の加減、表情のニュアンスまで描写できるため、バーチャルモデルのプロトタイプや、メタバース用のアバター設計にも活用可能です。
CMの画像
AIでCM作ってみた。
映像、作詞、作曲、歌、ロゴ全てAIで制作。すごい時代です。
【使ったAIツール】
画像🖼️@midjourney
動画🎥@pika_labs
作詞📝#ChatGPT
曲と歌🎤@suno_ai_
ロゴ🍩@ideogram_aiハロウィンドーナツおいしそう。
AIが楽しそうに歌ってくれてる🎵 pic.twitter.com/fWPx8Wy3b9— いっしゅ / AIクリエイター (@ish_creative) September 20, 2023
広告業界では、Midjourneyを使ってコンセプトイメージや仮ビジュアルを素早く作成するケースが増えています。特にTVCMやWeb広告の世界観を表現する際に、短時間で複数案を用意できるのは大きなメリットです。
例えば「未来感」「温かみのある家族」「自然とテクノロジーの融合」といった抽象的なテーマも、プロンプト次第で明確なビジュアルに落とし込めます。
メタバース活用
Midjourney-to-3D#midjourney #midjourney52 #midjourneyV52 #AIart #AIイラスト #gamedev #StableDiffussion pic.twitter.com/bVpMv1zFVg
— Cristian Peñas ░░░░░░░░ (@ilumine_ai) June 24, 2023
メタバースの空間設計においても、Midjourneyは強力なツールとなります。独創的な建物、異世界の風景、SF的な都市など、現実では再現が難しいビジュアルも簡単に生成可能です。
プロンプトに「cyberpunk」「fantasy castle」「floating islands」などを入れることで、VR/AR空間にぴったりなイメージ素材を量産できます。これにより、メタバースの世界観構築がより直感的かつスピーディに行えます。
クリエイティブムービーの画像
【AIショートビデオ】
”夢 〜part1〜”
DreamMachineの新機能である2枚の画像から動画を生成する「キーフレーム」と「エクステンド」を駆使して制作🎥
🖼:Midjourney(@midjourney)
🎥:DreamMachine(@LumaLabsAI )
🎧:Suno(@suno_ai_ )#aivideo #LumaDreamMachine pic.twitter.com/3HC4wj3kIK— 伊藤貴將 (Takamasa Ito) (@takamasa045) July 1, 2024
映画や短編映像作品のビジュアル開発にも、Midjourneyは最適です。監督やアートディレクターがイメージするシーンをビジュアル化することで、企画初期段階から明確な方向性を共有できるようになります。
例えば「終末世界の廃墟に佇む人物」「異星の夜景」など、印象的な画作りを支援するためにMidjourneyを利用するクリエイターが増えています。
映画予告
🎬 Trailer: Genesis (Midjourney + Runway)
We gave them everything.
Trusted them with our world.
To become enslaved – become hunted.We have no choice.
Humanity must rise again to reclaim.Images: Midjourney
Videos: #Runway
Music: Pixabay / Stringer_Bell
Edited in: CapCut pic.twitter.com/zjeU7YPFh9— Nicolas Neubert (@iamneubert) July 26, 2023
Midjourneyで作成した画像を映画予告のビジュアル素材として使う事例もあります。未公開作品のティザー画像やポスター風の素材を生成し、SNSで話題性を生み出すマーケティングにも応用されています。
特に、まだ制作中の段階でも「この映画はこんな世界観」というヴィジュアルを簡単に見せられるのは、プロモーション上とても大きな強みとなります。
ミュージックビデオの画像
I give you another glorious #musicvideo This time I went for a very relevant theme, our addiction to screens.
Here is ALPHA DAZE, my last creative project before the holidays. Happy summer⛱️#aiart #aimusic pic.twitter.com/SmJIrcitdC— Ionut «John» Burchi (@burconsult) June 28, 2024
MV(ミュージックビデオ)の世界観構築でもMidjourneyは大活躍します。歌詞のテーマに合わせた抽象的な背景や、アーティストのイメージを増幅させるようなアートビジュアルを作ることができ、制作費を抑えながらもインパクトのある表現が可能になります。
最近では、生成した画像をMVの背景素材として加工し、演出に深みを加える手法も増えています。
ゲームのクリエイティブ作成
Midjourney, DALL•E 3 and GPT-4 have opened a world of endless possibilities.
I just coded “Angry Pumpkins 🎃” (any resemblance is purely coincidental 😂) using GPT-4 for all the coding and Midjourney / DALLE for the graphics.
Here are the prompts and the process I followed: pic.twitter.com/st3OEhVVtK
— Javi Lopez ⛩️ (@javilopen) October 31, 2023
ゲーム開発においては、世界観設計やキャラクターアートの初期アイデア出しにMidjourneyが使われています。特にインディーゲームや少人数チームでは、プロのイラストレーターを雇う前にイメージを明確化する手段として重宝されています。
ファンタジー・SF・サイバー系など、多様なジャンルに対応できる点が強みです。アイテムデザインや背景のラフスケッチ代わりにも使えます。
ショートフィルム
LE QUOTIDIEN
→ img: midjourney v6 + –p
→ vid: Luma Dream Machine
→ edit: splice + lightroom
→ song: everest by dekibo pic.twitter.com/h2lyMFQEOv— Julie W. Design (@juliewdesign_) June 17, 2024
短編映画やアニメーションのビジュアルスタイルの確立にも、Midjourneyは有効です。たとえば、シナリオだけでは伝わりにくいトーンや色彩設計を、生成画像で明確に表現できるため、チーム間での意思疎通がスムーズになります。
映像制作前のピッチ資料としても活用でき、プロジェクト立ち上げ時の重要な資料になります。
独創的なファッション画像
Futuristic Fashion Wings
Only tested in Midjourney
Prompt: full body fashion photo features a model in a neon lights dress with futuristic hair accessories and holographic wings made from a circuit board and fiber optic lights. Set in the streets of Shibuya city at night, this… pic.twitter.com/doaa1VXspE
— Ralph Lentjes (@ralphlentjes) June 24, 2024
Midjourneyを使えば、まだ存在しないデザインのファッション画像を創り出すことが可能です。特に「近未来的なドレス」「自然素材を活かしたアートファッション」など、テーマに沿った実験的なスタイルのビジュアル化に適しています。
デザイナーがインスピレーションを得るだけでなく、仮想ファッションショーやメタバース内アバターの衣装デザインにも使えます。
ファンタジーを感じさせる画像
Dark Mech Electronics#anime #fantasy #midjourneyart #MidjourneyAI #midjourney pic.twitter.com/s8LYSX71hB
— AI_Artworks (@AI_Artworks_) June 25, 2024
Midjourneyはファンタジージャンルとの相性が非常に良く、まるで映画のワンシーンのような魔法的な世界観を手軽に表現できます。「浮遊する城」「天空の竜」「精霊が舞う森」など、想像力を刺激するビジュアルを生成できるため、絵本・小説・RPGの素材づくりやアイデア出しに最適です。
プロンプトによっては童話風やダークファンタジー風にも表現を変えることができます。
まとめ
Midjourney(ミッドジャーニー)とは、プロンプト一つで多彩なビジュアル表現を可能にする革新的なAI画像生成ツールです。使い方も比較的シンプルで、初心者でも短時間で高品質な作品が作れます。
ビジネス・クリエイティブの両面で活用の幅が広く、今後もさらなる発展が期待されています。HBLABは日本市場に精通した開発体制を持ち、生成AIの活用支援・画像系アプリの開発・Web制作など幅広い領域でお客様の課題解決に貢献しています。Midjourneyのような生成AI技術の業務活用に関心のある企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
HBLAB(エイチビーラボ)は、ベトナムオフショア開発会社トップ5社を受賞して、500名以上の経験豊富なIT技術者を持つベトナム有力オフショア会社です。ベトナム本社以外に、東京オフィス、福岡オフィス、ソウルオフィスを構え、2015年の創業以来、日本企業相手に500件以上の開発実績を挙げてきました。ニューテック開発に最大の強みを持ち、AI開発のみならず、AR/VR、ブロックチェーン技術の最先端研究も進めています。
よくある質問
Midjourney(ミッドジャーニー)とは、人工知能を活用してテキストから高品質な画像を生成するAIアートツールです。ユーザーが入力した「プロンプト」と呼ばれるキーワードに基づいて、写真風のリアルな画像やイラスト、抽象アートなど幅広いスタイルの画像を数秒~数十秒で自動生成します。
2022年に登場して以来、アーティストやデザイナー、マーケター、SNSユーザーなど多くの人に活用されており、クリエイティブ作業の効率を大きく向上させる存在として注目されています。利用にはDiscordアカウントが必要です。
Midjourneyを使えば、プロンプトと呼ばれるテキストを入力するだけで、オリジナルの画像を生成できます。作れる画像のジャンルは非常に多様で、リアルな風景画、ポートレート、ファンタジー風アート、商品イメージ、ロゴ案など、クリエイターの発想次第で無限に広がります。
また、画像のスタイルやアングル、色味、構図なども細かく指定できるため、自分好みのイメージに仕上げやすいのが特徴です。
さらに、SNSや動画コンテンツ、広告などで使用されるビジュアル素材の作成にも非常に便利です。
現在、Midjourneyは完全無料では利用できません。以前は一定回数の画像生成が無料で可能でしたが、利用者の増加や運営体制の変更により、無料トライアルは不定期で提供される方式に変わっています。
そのため、基本的には有料プラン(月額10ドル~)に加入する必要があります。最も安価なプランでも、毎月約200枚前後の画像生成が可能で、十分に使いごたえがあります。無料で試してみたい方は、公式サイトやSNSで無料キャンペーンが行われていないかチェックしてみるとよいでしょう。