オンプレミスとSaasの違い

オンプレミスとSaaSの違いとは|種類やメリット・デメリットも解説

オンプレミスとSaaSの違いを解説していきます。まずオンプレミスとは、自社内でサーバーを運用管理し、ITシステムを利用することを指します。クラウドよりも社外に情報が漏れる可能性が低く、既存のアプリケーションなど、サーバー上で結合しやすいことが特徴です。 一方SaaSとは、ベンダー側が提供するリソースをインターネットを通じてユーザーが必要な分だけ利用することができるソフトウェアです。SaaSは「Software as a Service」を略した言葉となります。 Saasの特徴は、インターネット環境があればどこからでもアクセスできること、複数のユーザーが同時にログインしファイルの編集や管理ができることです。 オンプレミスとSaaSの違い 導入コスト オンプレミス自社内で管理運用するため、ハードウェア導入の初期費用がかかります。クラウドと比べて費用が高く、一般的なPCサーバーは200万円程度の費用がかかり、その他、サーバーを管理するためのPCなども必要になります。 SaaS(クラウド)SaaS(クラウド)の場合は、物理サーバーを導入する必要がないため、オンプレミスと比べて導入コストが極端に安くなります。またサーバーを配置する必要がないため、スペースを確保する必要がありません。クラウドのサービスによっては初期費用が0円のところも存在します。 運用コスト オンプレミスオンプレミスの場合は、ソフトウェアライセンスを購入する必要があります。また、自社のサーバーを運用するため、サーバーの知識を持ったIT技術者を雇う必要もあるでしょう。近年、IT技術者の人件費は高騰しているため、コストも高額となっています。 SaaS(クラウド)SaaS(クラウド)の場合は、初期費用やサーバー運用費、ストレージなどは全て月々に支払うサービス料に含まれています。クラウドサーバーを導入する企業がシェアしてサーバーを使用するため、オンプレミスよりも低いコストで運用することができるでしょう。 セキュリティ […]

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受け入れテストとは?言葉の定義や目的、実施方法を徹底解説

受け入れテストとは?言葉の定義や目的、実施方法を徹底解説

「受け入れテストってなんだろう…」 「受け入れテストと他のテストの違いは…?」 「受け入れテストって外注化できないのかな…?」 など受け入れテストについて疑問を持たれている方は多いでしょう。この記事では受け入れテストの概要、注意するポイント、外注化を中心に説明していきます。 受け入れテストについて理解することで、他のテストとの違いや受け入れテストの重要性を把握できます。システム関連の業務をする上で役立てたり、指示をするときに必要になったりします。 また、外注化するメリットを知ることで作業の工数を減らしたり、テストの精度を上げたりすることができます。 システムの改修や新規開発を考えているシステム担当者の方は、理解すれば業務の幅が広がります。ぜひ最後まで読んで、仕事に活かしてください。 受け入れテストとは 受け入れテストとは、開発されたソフトウェアなどのシステムが、発注者の要求通りに動作するか確認するためのテストを指します。 基本的に発注者側が実際にテストを行い、疑問点や不具合があればシステムを開発した受注者側に問い合わせする流れになります。 実際に運用する前の最後のテストとして受け入れテストは行われ、ここで不具合や疑問点などをすべて洗い出しておくことが目的です。 また、受け入れテストは発注者が他の業者に委託することもできます。作業の工数を減らしたい場合や精度の高い受け入れテストを行いたい場合は、外部の専門業者に委託することを選択肢に入れることをおすすめします。 受け入れテストの目的 先述の通り受け入れテストは、開発されたソフトウェアなどのシステムが発注者の要求通りに動作するのかをテストすることです。最終テストを実施することで、成果物として適切かどうか、見極めることが受け入れテストの目的です。

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Ec-Cube開発とは

EC-CUBE開発とは?メリット・デメリットや外注ポイントを解説

「EC-CUBE開発の方法がよく分からない」 「EC-CUBEを使うべき?1から開発するべき」 そんなお悩みをお持ちではありませんか?EC-CUBEは日本で有名なパッケージソフトですが、使うべきか判断に困る方は多いでしょう。本記事では、EC-CUBE開発の概要、EC-CUBE開発を行うメリット・デメリット、EC-CUBE開発を外注するポイントについて解説します。 EC-CUBE開発とは? EU-CUBE開発とは、EC-CUBEというパッケージを用いてECサイトを開発することです。ECサイトとはネット経由で商品の販売を行うサイトのことで、最近は個人でもECサイトを運営する事例が増えています。 システム開発には、パッケージ開発とスクラッチ開発の2種類があるのはご存知の方も多いでしょう。EC-CUBE開発はパッケージ開発に分類されます。パッケージ開発はすでに完成されたシステムを自社用にカスタマイズするやり方で、スクラッチ開発よりも自由度が低い反面、開発コストを大幅に下げられるのがメリットです。 ※関連記事 パッケージ開発とは?メリット・デメリットやスクラッチ開発との違いを解説 スクラッチ開発とは?メリット・デメリットや開発の流れについて解説 EC-CUBEとは? EC-CUBEとは株式会社イーシーキューブが販売するパッケージソフトウェアをオープンソースとして公開したものです。オープンソースであるため、無料で使うことができます。 パッケージ製品の多くは海外製ですが、EC-CUBEは日本企業が開発しているのが特徴です。それもあり、EC-CUBEは日本でのシェア率が高く、ECサイト開発用として広く認知されています。 参考:【公式】EC-CUBE|ECサイト構築・リニューアルならECオープンプラットフォームEC-CUBE ※関連記事

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Gcp構築とは

GCP構築とは?メリット・デメリットや外注ポイントについて解説

「GCP構築の方法がよく分からない」 「GCP構築は自社で行うべき?外注すべき?」 そんなお悩みをお持ちではありませんか?GCP構築は人工知能開発などに向いており、使いこなせるようになることで事業の幅を広げられます。本記事では、GCP構築の概要、GCP構築のメリット・デメリット、外注ポイントについて解説します。 GCP構築とは? GCP構築とはクラウドサービスの1種であるGCPを使って開発環境を構築することです。クラウドサービスといえばAmazonが提供するAWSが有名ですが、GCPもGoogleが提供していることもあり高い人気を誇っています。 特にGCPはデータ分析と相性が良く、機械学習やディープラーニングで多く活用されているのが特徴です。 また、GCP構築の外注を請け負ってくれる開発企業も多くあります。手軽にサーバーやストレージを利用できるとは言え初心者にはハードルは高いため、不安な方は開発企業に代行してもらうのが良いでしょう。 ※関連記事 サーバー構築とは?メリット・種類・注意点について解説 GCPとは? GCPはGoogle Cloud Platformの略でAWSやAzureに並ぶ有名なクラウドサービスです。クラウドネット経由でサービスを提供する形態のことであり、インターネットに繋がっていれば、別の端末でも同じアカウントでサービスを利用できるのが利点と言えるでしょう。 GCPは一般ユーザー向けのサービスだけでなく、システム開発に必要な環境(サーバー、データベース、ストレージなど)を提供しており、IT企業なども多く活用しています。

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システム受託開発とは

システム受託開発とは?依頼するポイントやメリットについても解説

「システム受託開発の方法が分からない」「受託開発すべきか自社で開発すべきか分からない」 そんなお悩みをお持ちではありませんか?受託開発を初めて依頼する方は、どのような手順を踏むべきか分からない方がほとんどでしょう。本記事では、システム受託開発とは、システム受託開発を依頼する方法・メリットについて解説します。 システム受託開発とは? システム受託開発とは、いわゆる開発会社が他企業や個人から依頼されたシステムを開発することです。依頼先から「このようなシステムが欲しい」と要望を言われ、そのとおりに開発していきます。いわゆるオーダーメイドです。 IT企業にはシステム受託開発をメインに取り組んでいる企業も多くあります。開発したシステムを納品して依頼主から報酬をもらい、売上を発生させているのです。 ※関連記事受託開発とは?SES契約との違いやメリット・デメリットを解説受託開発を依頼する際の注意点・成功させるためのポイントを解説 自社開発とは? 受託開発と対極に位置するのが自社開発です。 自社開発の場合、自社でシステムやアプリを開発し、それを一般ユーザーに提供します。たとえば、自社でスマホアプリを開発し、それを広告をつけて一般公開することで、広告料で売上を発生させることが可能です。広告だけでなく、システムやアプリの利用を有料にして売上を発生させる場合もあります。 自社開発の場合、自分たちで何を開発するか考えて開発するのが特徴です。 ラボ型開発とは? 受託開発・自社開発以外には、ラボ型開発という形態もあります。ラボ型開発の契約を顧客と結ぶ場合、開発企業は顧客専用の開発チームを編成することになります。顧客側の指示に従ってプロジェクトが終わるまでシステム開発を行います。 ラボ型開発を依頼する場合、自社専用のチームを確保できるため情報共有がしやすいメリットがあります。また、契約期間内であれば仕様変更や機能追加などを依頼することも可能です。 システム受託開発を依頼するメリット

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Webアプリ開発の手順と必要な言語・フレームワークを解

Webアプリ開発の手順と必要な言語・フレームワークを解説【初心者向け】

私たちが普段インターネット上で活用しているWebアプリケーションには、GoogleやYahoo!、Amazon、Facebookなど様々なものが存在します。 スマホアプリとは異なり、インストールすることなく利用できるため、非常に便利かつどのようなOSにも対応している点が大きな特徴です。 Webアプリを開発する際には、開発に必要なプログラミング言語とフレームワーク、開発環境等を理解しなければいけません。 本記事ではWebアプリとスマホアプリの違いから、開発に必要な言語やフレームワーク等に関して、初心者でも分かりやすく解説しています。 最後まで読んでいただくことで、Webアプリ開発の全体的な流れを体系的に理解することができるでしょう。 Webアプリとは?スマホアプリとの違い Webアプリとは、高度な機能が実装されたWebサイトのことを指します。 基本的なWebサイトは、HTMLやCSS等の静的なプログラミング言語で作られているものも多いです。 一方で、サーバーとデータベースを持ったWebサイトをWebアプリと呼び、動的な対応が可能です。 有名なWEBアプリケーションの例としては、「YouTube」や「Zoom」などがあげられます。 また、WebアプリがWeb上で動くアプリなのに対し、iOSやAndroid等のスマホで動くアプリをスマホアプリと呼びます。 Webアプリはサーバー上で動作するためWeb環境があれば活用することができますが、スマホアプリは端末にインストールが必要となります。 なお、「YouTube」等はスマホアプリ版も存在しています。Web上で動作するYoutubeはWebアプリ、スマホで動作するYoutubeはスマホアプリとなります。 このように、Webアプリ・スマホアプリ双方がリリースされている例も多いです。

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サーバーの種類

サーバーにはどんな種類がある?各サーバーの用途や仕組みを解説

「サーバーにはどんな種類があるか分からない」 「そもそもサーバーって何に使うの?」 そんなお悩みをお持ちではありませんか?サーバーにはさまざまな種類があり、私達の生活の至るところで活躍しています。本記事では、サーバーの種類や各サーバーのメリット・デメリットについて解説します。 サーバーの導入を検討していたり、クラウドサーバーへの移行を検討していたりする企業の担当者は最後まで読んで、サーバーへの理解を深めてもらえれば幸いです。 サーバーとは サーバーとは一言で言うと、他のコンピューターにサービスを提供するコンピューターです。サーバーは「サーブ(Serve)する人」という意味になります。 どのようなサービスを提供するかは、サーバーの種類によって異なるでしょう。たとえば、Webサーバーは「このページが見たいです」という要求に対し、Webページを提供しています。 サーバーは基本的に誰でも構築することが可能です。自分のパソコンに専用のソフトをインストールすればサーバーとして機能させることができます。ただし、初心者がサーバーを設立し運用するのは難しいため、他の人が設立したサーバーを借りるのが一般的でしょう。 クライアントとは クライアントとはサーバーが提供するサービスを享受する側のことです。たとえばWebサーバーにとってのクライアントは、ブラウザということになります。クライアントはサーバーにアクセスすることで、サービスを受けることが可能です。 なお、クライアントはあくまでサービスを受けるコンピューターを指し、コンピューターを操作する人間の方ではありません。 サーバーの種類 サーバーには次の3つの種類があります。 専用サーバー

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パブリッククラウドについての注意点

テストケースとは?その種類やわかりやすい作成方法を徹底解説

「テストケースとは…?」 「聞いたことあるけど、詳細は知らない…」 「意味はなんとなく知っているけど、必要なのか…」 などテストケースについてお悩みの方も多いでしょう。この記事ではテストケースについて詳しく解説していきます。 テストケースとは テストケースとは、ソフトウェア開発において、プログラムが期待通りに動作するかを確認するための手順を文書化したものです。ソフトウェアは、新しく開発した機能や既存のプログラムを変更したことで、正常に動作しないことがあります。 正常にシステムが稼働する状況かどうか確かめるための工程を「テスト」と呼び、それを正しく行えるよう明文化したものをテストケースと呼ぶのです。 主に正常系と異常系に分かれています。画面に値を入力する機能を例にすると、正常系は指定された値を入力した際にエラーが発生せず、期待通りの結果が得られる場合の事を指します。それに対して異常系は、値を入力した際に期待通りのエラーが発生する事を指します。 テストケースを作成するタイミング テストケースを作成するタイミングは主に開発が完了し、一通り動作してもバグが発生しないタイミングで行います。システムを動かし、バグが大量に発生するようであればテストを行うのはまだ早いと言えるでしょう。 大量にバグが発生するタイミングでテストを行なっても、テストをスムーズに進めることができず、正しいエラーなのか見分けるのが困難になるためです。 テストケースを作成する目的 システムを開発した本人やシステムに詳しい有識者がテストするなら、テストケースを作成せずに動作確認をすればいいのでは、と考える方もいるかもしれません。 しかし、テストケースを作成しなければ、漏れのない動作確認が進められず、重大なインシデントにつながる可能性があるのです。ここからはテストケースを作成する目的について解説します。

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社内インフラとは

社内インフラとは?構築する手順やポイントについて解説

「社内インフラの構築方法が分からない」 「社内インフラ構築を専門企業に依頼したい」 そんなお悩みをお持ちではありませんか?社内インフラ構築を外部に依頼することで、従業員が快適に働ける環境を用意することが可能です。本記事では、社内インフラとは、社内インフラを構築する手順・ポイントについて解説します。 社内インフラとは? 社内インフラとは従業員が仕事を行うために必要な環境のことです。社内インフラの中でも、IT関連のものをITインフラと呼びます。この記事では、特にITインフラについて説明していきます。 昨今は仕事でパソコン・インターネットを活用するのが当たり前になりました。そのため、ITインフラを整備することは、最低限の環境整備と言えるでしょう。また、会社全体としての業務効率アップに大きく繋がると言えますし、他企業との差をつける要因になることもあるでしょう。 社内インフラの構築は自社で行っても良いですが、専門企業に外注した方がより快適な環境を構築しやすくなります。たとえば、専門企業なら自社の業務状況に則したサーバーやネットワーク機器を選定してくれるでしょう。 そもそもインフラとは? インフラとは国民が生活するうえで必要不可欠なサービス・仕組みを指します。たとえば、水道やガス、電気などが代表的なインフラです。 水やガスが止まってしまうと人々は生活できなくなってしまいます。インフラは「意識しなくても当たり前に使えるものである」ことが大切です。社内インフラも同様に、「従業員が当たり前に使える」ことを意識して構築するのが重要と言えるでしょう。 社内インフラを構築するために必要なもの 社内インフラを構築するには次の3つを用意する必要があります。 サーバー ネットワーク

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Server G2195557B7 1920

サーバー構築とは?メリット・種類・注意点について解説

「サーバー構築とは…?」「自社でサーバーは構築できるのだろうか…」「サーバー構築は外注化できないのか…できれば費用をかけたくない…」 などサーバー構築についてお悩みの方も多いでしょう。この記事ではサーバー構築について解説します。 サーバーとは? サーバーとは、サービス利用者のリクエストに対して、それに対応するデータを提供するコンピューターやプログラムのことです。英語表記では「Server」と記載します。 サーバーについてイメージしやすいように、インターネットからWebサイトを閲覧する時にどのような処理が行われているのかを説明します。 身近なサーバー処理を例に挙げると、特定のWebサイトを閲覧する際は以下の流れで処理が行われています。 WebブラウザにURLを入力し、Enterキーで決定(リクエスト) Web上の住所(IPアドレス)を管理しているサーバーに、Webサイトの閲覧を要求 Webサイトのページのデータを管理しているサーバーはWebサイトのデータを提供 Webサイトの閲覧を要求したユーザーはサイトを閲覧することができる いかがでしょうか。いつもみているWebサイトもサーバーが深く関わっていることが理解できましたでしょうか。 サーバーの種類について Webサービスを立ち上げる時にサーバー構築は必要になります。一般的にWEBサービスを立ち上げるために知っておきたいサーバーは以下の4つです。 ①レンタルサーバー

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