【2023年度版】POSシステム開発におすすめの開発会社7選

2023年7月19日

POSシステムは、小売店やレストラン、ホテルなどで使われる販売情報管理システムです。本記事では、POSシステム開発会社の選び方やおすすめの会社を紹介しています。POSシステムの種類や仕組みも解説しているので、POSシステムについて詳しく知りたい方は必見です。

POSシステムとは

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POSシステムは、Point of Saleの略称で、販売時点情報管理システムのことを指します。簡単に言えば、商品やサービスの販売時に使用されるコンピューターベースのシステムです。

POSシステムは、小売店やレストラン、ホテルなどさまざまな業種で利用されています。これは、販売トランザクションの処理や在庫管理、顧客情報の管理などを効率的に行うために使われます。

例えば、あなたがレストランに行った場合を考えてみましょう。ウェイターが注文を取り、その情報がPOSシステムに入力されます。POSシステムは注文内容を記録し、調理スタッフに伝えます。また、会計時にはPOSシステムが料金を計算し、支払い方法を選択することもできます。さらに、顧客の情報を入力することで、忠実度プログラムや特典の提供も行えます。

POSシステムの種類

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POSシステムは主に4つの種類に分類できます。

ターミナルPOS

ターミナルPOSは、POSシステムの一種で、小売店やレストランなどで頻繁に使用されるタイプのPOSシステムです。ターミナルPOSはレジのようなもので、商品をスキャンしたり、金額を計算したりするために使われます。

ターミナルPOSは、通常、キャッシャーデスクやレジカウンターに設置されています。POSターミナル自体は、タッチスクリーンディスプレイやキーパッド、バーコードスキャナー、プリンター、決済端末などの要素から構成されています。

商品を購入する際、レジ係員は商品のバーコードをスキャンしてPOSターミナルに情報を入力します。POSシステムはバーコード情報を読み取り、商品の種類や価格などをデータベースと照合します。その後、合計金額が自動的に計算され、顧客に表示されます。顧客は支払い方法(現金、クレジットカード、デビットカードなど)を選択し、必要な手続きを行って支払いを完了します。ターミナルPOSは、レシートや領収書の印刷も行えます。

パソコンPOS

パソコンPOSは、POSシステムの一種で、パーソナルコンピューター(パソコン)を基盤として利用するPOSシステムです。パソコンPOSは、レジの代わりに、パソコンを使用して商品の販売や支払い処理を行うシステムです。

具体的には、パソコンPOSでは、パソコンに専用のPOSソフトウェアがインストールされています。このソフトウェアは、商品情報のデータベースや価格設定、在庫管理、売上情報などを管理します。また、バーコードスキャナーやプリンター、キャッシュドロワー、決済端末などの周辺機器を接続することで、販売プロセスをスムーズに行うことができます。

ハンディターミナルPOS

ハンディターミナルPOSは、手のひらサイズの小型端末を使用して、販売処理するPOSシステムです。主に、移動販売や配送業務などの現場で使用されます。ハンディターミナルPOSは、バーコードスキャンや決済機能、在庫管理などの機能を備えています。また、ワイヤレスネットワークに接続されているため、リアルタイムでデータの同期が可能です。

スマートデバイス・タブレットPOS

スマートデバイス・タブレットPOSは、スマートフォンやタブレットをPOS端末として利用するシステムです。このシステムは、小規模の店舗やイベントなどでよく使用されます。スマートフォンやタブレットをPOS端末として利用することで、POSシステムを手軽に導入することができます。また、POS端末が携帯できるため、移動販売やイベント、出張などでも利用可能です。

スマートデバイス・タブレットPOSの利点は、手軽に導入できることや、POS端末の携帯性にあります。また、スマートフォンやタブレットは一般的に低価格であるため、POSシステムの導入コストを抑えることが可能です。

POSシステム開発会社の選び方のポイント

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POSシステム開発会社を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

POS関連のシステム開発実績

開発会社を選ぶ際には、POS関連のシステム開発実績を確認することが重要です。過去にどのようなPOSシステムを開発してきたか、どのような業種・業態の企業に導入されているかを確認しましょう。また、開発会社のホームページやレビューサイトなどから、ユーザーの評価や実績を確認することも有効です。

複数の会社から見積もりを取りコスト比較

POSシステムを開発する際には、コスト面も重要なポイントです。開発会社によって、開発費用や保守費用は異なります。そのため、開発会社によって見積もりを取り、コスト比較を行うことが必要です。また、開発費用以外にも、保守費用やシステム更新時の費用など、将来的なコストについても確認しましょう。

必要となる時期までに開発が可能か・リソースがあるのか

POSシステムの開発には、時間や人的リソースが必要です。そのため、開発会社が必要な時期までに開発が可能か、リソースが十分にあるかを確認することが重要です。開発会社の人材のスキルや経験、開発スケジュールなどを確認し、開発会社の信頼性を見極めましょう。

おすすめのPOSシステム開発会社7選

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以下の7社は、POSシステムの開発実績が豊富であり、高い技術力と信頼性を持つ開発会社です。

SMHC株式会社

SMHC株式会社は、医療関連のシステム開発実績が豊富なシステム開発・ITソリューション企業です。同社では、丁寧なコンサルティングにより、最新技術やサービスを活用した最適な提案を行っています。POSシステムの開発にも大きな強みがあり、大手流通業においては全国250店舗のPOSレジを刷新した経験があります。お客様の予算や要望を踏まえながら、フルスクラッチまたは既存のパッケージやクラウドサービスなどの提案を行ってくれます。

  • 設立:2016年5月10日
  • 従業員数:不明
  • 資本金:2,000万円

株式会社ユーエスエス

株式会社ユーエスエスは、金融・小売・卸売業界を中心としたシステム開発を得意とする、1975年に設立されたシステム開発会社です。iPad POSレジや顧客管理システムアプリなどの開発に対応し、デザインもUI/UXを意識し、お客様が利用しやすいアプリを提供します。また、売上・仕入値はいくらか、利益はどれくらい出たかなどの大量の入力業務がある販売管理システム開発も得意としています。システムで悩みの解決を実現するため、お客様の悩みを伺い、最適な提案を行っています。

  • 設立:1975年4月1日
  • 従業員数:130名
  • 資本金:5,000万円

株式会社ジェイテック

株式会社ジェイテックは、大手メーカーとの取引も多く、豊富な開発実績を持つシステム開発会社です。社員数は200名以上で、大規模なものから小規模なものまで、幅広く対応しています。モバイル開発、カーナビゲーション開発、セキュリティソフトウエア開発、小売業向け販売管理・POSシステムなど、特定業種向けのシステム開発実績も多く、業務知識も期待できます。また、スマホ・タブレットアプリ開発も得意分野で、Webサイトなど各種Webシステムの開発も行っています。海外にも開発拠点を持っており、コストパフォーマンスの高いシステム開発が可能です。

  • 設立:1997年2月27日
  • 従業員数:844名
  • 資本金:3,000万円

アーチ株式会社

アーチ株式会社は、POSシステムから魚市場・青果市場向け販売管理システム、映画館運営の基幹システムなど業種に特化した実績が多数あり、豊富な実績が最大の強みです。サーバーの構築・運用やクラウドの導入・活用、データセンターによる24時間365日のシステム預かり・運用代行など、IT環境の構築・運用サービスも充実しています。また、開発した業務システムのメンテナンスやセキュリティ対策も提供しており、約20年蓄積してきたシステム運用・保守サービスのノウハウを提供しています。

  • 設立:1997年9月
  • 従業員数:36名
  • 資本金:2,050万円

株式会社NIS

株式会社NISは、POSシステムの企画・開発・販売・保守を行っている会社です。POSシステムの導入から運用までを一貫してサポートすることができます。また、「POSible」と呼ばれるパソコンPOSの製品も販売しています。スマートフォンやタブレットでも利用可能のサービスです。

  • 設立:2009年4月28日
  • 従業員数:90名
  • 資本金:1000万円

株式会社コモンプロダクツ

株式会社コモンプロダクツは、リサイクルやリユース業種向けのPOSシステムやアミューズメント業種向けのPOSシステムを通じて、店舗のDXをサポートしています。POSシステムの導入から運用までを一貫してサポートしており、スマートフォンやタブレットを活用したPOSシステムの導入も手軽です。

  • 設立:1992年12月24日
  • 従業員数:不明
  • 資本金:1000万円

株式会社エイチビーラボ

株式会社エイチビーラボは、システムの開発・販売・保守を行っている会社です。システムの導入から運用までを一貫してサポートすることができます。また、スマートフォンやタブレットを活用したPOSシステムの導入も行っており、手軽な導入が可能です。多くの業種・業態に対応しており、顧客満足度も高いです。

また、エイチビーラボは情報セキュリティ管理システム(ISMS)の国際規格であるISO 27001:2013を取得しています。ISO 27001:2013は、情報の安全性、信頼性、利用可能性を維持し、法的な義務を満たすための要件を定めています。従業員情報、顧客情報、ブランドイメージ、個人情報など、組織にとって重要な資産を保護するためには、ISO 27001認証が必要です。このISO標準では、組織のISMSを構築、導入、運用、改善するためのプロセス指向の方法が示されています。

  • 設立:2015年5月13日
  • 従業員数:350名
  • 資本金:300万円

まとめ

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この記事で説明してきた内容をまとめると以下のとおりです。

  • POSシステムには、ターミナルPOS、パソコンPOS、ハンディターミナルPOS、スマートデバイス・タブレットPOSの4種類がある。
  • POSシステム開発会社の選び方のポイントは、POS関連のシステム開発実績、複数の会社から見積もりを取りコスト比較、必要となる時期までに開発が可能か・リソースがあるのか。
  • おすすめのPOSシステム開発会社7選として、SMHC株式会社、株式会社ユーエスエス、株式会社ジェイテック、アーチ株式会社、株式会社NIS、株式会社コモンプロダクツ、株式会社エイチビーラボが挙げられる。

POSシステムの設計、開発、運用には、幅広い知識と経験を持ったエンジニアが必要です。そのため、専門企業に外注することをおすすめします。企業選びに迷われた場合は、株式会社エイチビーラボにご相談ください。

株式会社エイチビーラボでは、ベトナムに特化したオフショア開発サービスを提供しております。POSシステムを開発するために、専門的な知見や経験を持ったエンジニアが在籍しています。POSシステムの開発にお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。ご相談から開発、運用まで親身にサポートいたします。

 

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