Auto Draft Charles Proxyで端末の通信 をモニタリングしよう

2020年4月17日
Auto Draft Charles Proxyで端末の通信 をモニタリング

1. はじめに

APIの動作確認をするとき、HTTPヘッダーやリクエストの中身、レスポンスなどをどのようにチェックしていますか?何を隠そう私はずっと、Laravelのロガー一本槍でやってきました…。今日ボスに紹介してもらった、こんなときのための強力なツールをご紹介します。Charles Proxyです。では、 Auto Draft Charles Proxyで端末の通信 についてご説明します。

Charlesは、デバイス間のすべてのHTTP(S)通信をモニタリングできるウェブプロキシツールです。

クライアントがPCブラウザであれ、モバイル端末であれ、リクエスト、レスポンスからHTTPヘッダー(クッキーやキャッシュを含む)までまるっと追跡できます。

では実際に、スマートフォンとコンピューターの間の接続にCharles Proxyを刺してみましょう。

検証環境:

AndroidスマートフォンとWindows PC

(iOSやMacでも検証可能です)

2. レッツトライ

a. Windows側

Charlesアプリケーションは、Mac、Linux、Windowsの3つのプラットフォームすべてで利用できます。 https://www.charlesproxy.com/download/からダウンロードできます。

Charles Proxyの新規作成:

1. Charlesを開き、Proxy -> Proxy Settingsを選びます。

Auto Draft Charles Proxy

「Proxies」タブで、[HTTP Proxy Port]セクションに8888と入力します。

2. 「SSL Proxying」タブをクリックし、「Enable SSL Proxying」をオンにします。

ここでListenしたいドメイン名を指定します。

たとえば、https:://saas.beyond-inc.jpを接続する場合は、「Add」ボタンをクリックしてhttps:://saas.beyond-inc.jpを追加します。ワイルドカード(*.saas.beyond-inc.jp)でも可。

Auto Draft Charles Proxy

b. モバイル(Android)側

1. Windows PCのローカルIPを取得します。

Auto Draft Charles Proxy

 「Help」->「Local IP addess」に移動します。ここでは192.168.1.168です。

2. AndroidにCharles Proxyを設定

Auto Draft Charles Proxy

AndroidのWi-fi一覧から、接続しているWi-fiの「Modify network」->「Advanced Options」に移動し -> 「Proxy」までスクロールし、「Manual」を選択します。

  • 「Proxy host name」ボックスに、Windows PCのIPを入力します。ここでは192.168.1.168です。
  • 「Proxy port」ボックスにポート8888を入力します。

保存すると、電話からCharlesへの接続があることを通知するポップアップが表示されます。「Allow」を選択してください。

接続できたどうかを確認するために、PC側で 「Proxy」 ->「Access Control Settings」に移動してください。

Auto Draft Charles Proxy

追加した電話のローカルIPは192.168.1.94でした。

2. Charles SSL certificate をインストールする

   SSL通信のために、証明書のインストールが必要です。

  • スマホのブラウザに移動し、chls.pro/ssl または http://charlesproxy.com/getssl と入力し、SSL certificateをダウンロードします。
  • Certificate をダウンロードしたら、クリックしてファイルを開きます。 Androidはこのファイルをインストールするためのダイアログボックスを表示します。証明書名を入力して「OK」をクリックします。この名前は何でも大丈夫です。ここではCharlesにします。

Auto Draft Charles Proxyで端末の通信 をモニタリングしよう 6

このセクションの後、セキュリティのために携帯電話のパスワードを作成しなければいけない場合があります。通常のパスワードを作成するだけです。

3. 結果

Auto Draft Charles Proxy

では、またお会いしましょう!

この記事をシェアする

人気の投稿

著者

株式会社HBLAB
株式会社HBLAB
HBLABは、顧客満足度の高いサービスを提供し、IT業界全般、特にオフショアに関する情報を参考することで最適な意思決定に役に立つことを目指しています。経験豊富なアドバイザーによる意見やコンサルティングを含む高品質なブログ記事を配信しています。

関連記事

お問い合わせ

個人情報の取扱いに関する確認事項を必ずお読みの上、お問い合わせ下さい。「*」 は必須入力項目です。

Scroll to Top