はじめに
今年、企業におけるデータ活用がますます重要になりました。売上データや顧客情報、問い合わせ履歴など、活動のあらゆる場面で企業がデータ活用されるようになりました。
しかし、「データをどのように管理すればよいのかわからない」「スプレッドシートでの管理に限界を感じている」と悩んでいる企業も少なくありません。
このような課題を解決する手段として注目されているが、Microsoft が提供するクラウド型データ プラットフォーム Dataverse です。Dataverse は、業務アプリやデータ管理を効率化できるクラウド型データベースとして、多くの企業で導入が進んでいます。
この記事では、データベースの知識がなくても安心して導入できるよう、Dataverseの基本概念から具体的な活用メリット、他のツールとの違いまでをわかりやすく解説します。
データバースとは

Microsoft Dataverse とは、Microsoft が提供している Power Platform や Dynamics 365 のデータ保管に使用されているデータベースです。Microsoft Power Platform の中核となるデータ基盤であり、企業の業務データを安全かつ効率的に管理できる仕組みを提供します。
例、基幹システム・営業支援ツール・Webアクセスログなどからデータを集め、時系列やテーマ別に整理してテーブルを保存します。
クラウド上で自動スケーリングするため、大規模データでも安定運用できます。最近では、DX(トランスフォーメーション)を推進する企業のインフラとしても注目されています。
Dataverseの主な特徴
Dataverse の最大の特徴は、クラウド上で安全にデータを管理しながら、Power Platform の各サービスと連携できるポイントにあります。数百万件のデータを高速処理し、自動バックアップやグローバル 冗長性を備えています。
ベースクラウドのデータ管理
Dataverse は Microsoft Azure 上で動作する完全なクラウド型データ プラットフォームです。データベースは物理サーバー不要で、インターネット環境があればどこからでもデータにアクセスできます。
従来のオンプレミス型データベースでは、サーバー管理やバックアップなどを自社で行う必要がありました。しかし、Dataverse では、Microsoft のクラウド基盤上で運用されるため、インフラ管理の負担を大幅に軽減することが可能です。
クラウドベースで自動バックアップされる設計のため、万が一のトラブルが発生した場合でも復旧しやすい点も大きな強みです。
Power Platformとの高い連携性
Dataverseの大きな特徴の一つが、Power Platformとの高い連携性です。Power Platformは、業務アプリ開発やデータ分析を実現するMicrosoftのローコードツール群で構成されています。
Dataverse はこれらのサービスの共通データ基盤として機能します。例えば、Power Apps で作成した業務アプリから Dataverse のデータを直接利用したり、Power Automate を使ってデータ更新時に自動処理を実行したりすることが可能です。
このように、Dataverseを中心に複数のツールを活用することで、企業の業務プロセスを効率化できます。
高度なセキュリティ管理
企業のデータを扱う上で重要なセキュリティがございます。Dataverse のセキュリティは Azure AD と統合され、業界最高レベルの保護を実現します。
具体的には、ユーザーやチームにセキュリティロールを割り当て、データの表示・作成・編集・削除権限を制御します。組織単位や部門単位で緻密なアクセス制御を設定できるため、大規模な企業でも安心して利用が可能です。
Dataverseでは、Microsoftのセキュリティ基盤を利用しながら、安全にデータ管理を行うことができます。そのため、データベース内のデータのセキュリティ対策を重視したい方、特にコンプライアンスが重視される業界に最適です。
標準データモデルの活用
Dataverse の大きな特徴の一つに、標準データモデルを活用できる点があります。Dataverse は、リレーションと同様にテーブルを設計し、データの構造を自由に設計できます。
例:ユーザーやチームごとにアクセスに許可を細かく設定できる「ロールベースのアクセス制御」が採用されており、特定のユーザーだけがデータの閲覧・編集を決めるように制御できます。
さらに、操作履歴を記録する監査ログ機能も盛んに行われており、誰がいつでもデータを更新したのかを追跡することも可能です。このようなセキュリティ機能が標準でしっかりしているため、企業は追加のシステムを導入するために、安全なデータ管理環境を構築できます。
Dataverseでできること
業務データの一元管理
Dataverseでは、顧客情報や商品データ・案件情報など、企業のさまざまな業務データを一元的に管理することができます。これまではExcelや複数のシステムに分散して管理されていたデータも、Dataverseに統合することで効率的に管理できるようになります。
データ置き元管理されることで、重複データの発生や更新漏れを防ぎ、情報の正確性が向上します。また、データの検索やフィルタリングも簡単にできるため、必要な情報を迅速に取得できる点が強みです。
経営部門やマーケティング部門など、複数の部門で同じデータを共有することで、部門間の連携もスムーズになります。
ローコード開発と今後の連携
Dataverse は、Power Apps などのローコード開発ツールとは別に、プログラミング知識がなくても業務アプリを開発できます。特に Power Apps とは異なり、Dataverse に保存されたデータを活用した業務アプリを簡単に作成することが可能です。
例:営業案件管理アプリや社内申請アプリなどを短時間で開発できます。営業担当が外出先から商談内容をスマートフォンやタブレットから入力したり、現場作業員がその場で写真付きの報告を登録したりすることも簡単です。
Dataverseでは、これまでExcelで行っていた作業をアプリに置き換えることで、入力漏れやフォーマットのバラツキを防ぐことができます。これにより、IT部門だけでなく業務部門の担当者でも業務改善に役立つアプリを作成できるようになります。
ワークフローの自動化
Dataverseは、Power Automateと連携することで、企業の業務プロセスを自動化することが可能です。ワークフローの自動化とは、手動で行われるタスクをシステムで自動化することです。
Dataverse でワークフローを自動化するには、Power Automate というツールを使用します。
例: 案件テーブルのステータスが「受注」に変更されたら、担当者や関係設定にメールで自動通知といったフローをノーコードで設定できます。
Dataverseのテーブルやデータ構造はPower Platformとの連携を前提に設計されているため、アプリ開発データ接続や設定も比較的簡単な時にこその強みです。これにより、IT部門だけでなく業務部門の担当者でも改善できるアプリを作成できるようになります。
初めてDataverseを導入する企業にとっても、少しずつ自動化範囲を広げていける点が扱いやすさにつながります。
データ分析・レポート基盤としての活用
Dataverseは、企業のデータ分析やレポート作成の基盤としても活用できます。業務データを一元的に管理することで、複数のシステムに分散していた情報をまとめて分析できるようになります。
特に、Microsoftの分析ツールであるPower BIと連携することで、Dataverseに保存されたデータを途中で中断することが可能です。ダッシュボードを作成することで、売上状況や顧客データ・業務の進捗状況などをグラフや表でわかりやすく確認できます。
ダッシュボードから定期的なレポート作成を自動化することもできるため、担当者の作業負担を軽減しながらデータ活用を進められるのが大きな強みです。
このようにDataverseを分析基盤として活用することで、企業はデータに基づいた意思決定を容易に行うことができ、経営判断や業務改善の精度を高めることが可能になります。
DataverseとSharePoint・Accessの違い
| Microsoftツール | データバース | SharePoint | アクセス |
| サービスの種類 | クラウド型データプラットフォーム
Power Platformの共通データ基盤として設計されている |
クラウド型情報共有サービス
主にファイル共有やチームコラボレーションを目的としたツール |
デスクトップ型データベースソフト
PC上でデータベースを作成・管理するためのツール |
| パフォーマンス | クラウド最適化でミリ秒応答 | 項目数増加で検索遅延。 | ローカル高速だが共有時に遅延する。 |
| データ構造 | ショナルリレー | 簡易リスト | ローカルテーブル |
| セキュリティ | 行/列レベルRBAC・監査ログ | リスト/アイテム単位 | ファイルパスワード中心 |
| データ容量 | 企業規模のデータ管理が可能 | 主にドキュメントやリスト管理向け | 大規模データには不向き |
| 連携ツール | パワープラットフォーム全般
ダイナミクス |
マイクロソフト 365
チーム |
オフィスマクロ
VBA開発 |
| 運用保守 | クラウド自動更新 | クラウド(M365内) | ローカル |
| コスト | ライセンス+容量課金 | M365基本組み込み | オフィスライセンス |
| 主な用途 | 業務アプリ・構造化データ管理 | ドキュメント・ファイル管理 | デスクトップDB |
データ構造とモデリング能力の違い
DataverseとSharePoint・Accessの違いの一つは、データ構造とモデリング能力に違いがある点です。
Accessは比較的簡単にデータベースを作成できるほか、基本的にローカル環境で運用されるため、複数の人で同時に利用する場合にはファイル共有やバージョン管理が課題になる場合がございます。
一方、SharePoint は簡易的なリスト機能でのデータ管理は可能ですが、複雑なリレーションを持つデータ構造の管理にはあまり向いていません。一方、Dataverse は複数のテーブル間でデータを管理できるポイントが特徴です。
業務プロセスに合わせて柔軟にデータ構造を拡張できるため、大規模な業務システムにも対応可能です。このように、企業全体の業務データシステムを管理する場合には、Dataverseのより高いモデリング能力を発揮します。
スケーラビリティ性の違い
DataverseとSharePoint、Accessの違いとして、システムの拡張性やスケーラビリティも挙げられます。Dataverseは企業の成長やデータ量の増加に合わせて柔軟に拡張できる点が特徴です。
ユーザー数やデータ量が増えても安定したパフォーマンスを維持しやすく、企業全体の業務システムの基盤として利用することが可能です。一方、SharePoint は主要文書管理や情報共有を目的としたサービスであるため、データ管理の規模には一定の確保があります。
特に大量の業務データや複雑なデータ構造を扱う用途にはあまり適していません。また、アクセスは小規模なデータ管理には便利ですが、大量のデータや多数での同時利用には限界があります。
このように、データ量や利用規模の拡大を想定する場合には、将来的なDataverseのほうがスケーラビリティの面で優れていると考えられます。
セキュリティとガバナンス機能の違い
DataverseとSharePoint、Accessの違いの一つに、セキュリティやガバナンス機能が充実しています。Dataverseは企業での利用を前提にユーザーやチームごとにしっかりとしたアクセス権を設定できる「ロールベースのアクセス制御」が用意されています。
これにより、構成や担当者ごとに閲覧・編集できるデータを安全に管理することが可能です。一方、SharePoint でも役職ごとのアクセス権限を設定することはできますが、データベース、レベルでの詳細な権限制御は限定的です。
また、アクセスはローカル環境で利用することが多く、ユーザー単位の権限管理や権限機能は十分とはいえません。そのため、企業全体で業務データを安全に管理し、ガバナンスを強化したい場合には、Dataverseの方が適した選択肢と考えます。
Dataverseの料金体系
| 計画する | 料金/目安 | 特徴 | ストレージ容量 |
| Power Apps 開発者プラン | 無料 | Dataverse データベース容量 2GB が付与される。アプリや自動化フローの開発・テスト環境として利用できる。 | 2GBで使用可能 |
| Power Apps Premium | 約2,998円 / ユーザー / 月 | Dataverseの250MBデータベース容量と2GBファイル容量が含まれる。 | 初期10GB + 1ユーザーごとに250MBを追加 |
| Power Apps プレミアム(2000ユーザー以上) | 約1,799円 / ユーザー / 月 | 大規模企業向けのボリュームプラン。
機能はプレミアムと同様で、ユーザー数が多い場合にコストを抑えられる。 |
250MBのデータベースと2GBのファイルを追加 |
| データバース追加ストレージ | 約40ドル/GB/月 | 企業のデータ量に応じて拡張可能。 | 1GBあたり約6,000円/月(または$40) |
データ構造とモデリング能力の違い
DataverseとSharePoint・Accessの違いの一つは、データ構造とモデリング能力に違いがある点です。
Accessは比較的簡単にデータベースを作成できるほか、基本的にローカル環境で運用されるため、複数の人で同時に利用する場合にはファイル共有やバージョン管理が課題になる場合がございます。
一方、SharePoint は簡易的なリスト機能でのデータ管理は可能ですが、複雑なリレーションを持つデータ構造の管理にはあまり向いていません。一方、Dataverse は複数のテーブル間でデータを管理できるポイントが特徴です。
業務プロセスに合わせて柔軟にデータ構造を拡張できるため、大規模な業務システムにも対応可能です。このように、企業全体の業務データシステムを管理する場合には、Dataverseのより高いモデリング能力を発揮します。
スケーラビリティ性の違い
DataverseとSharePoint、Accessの違いとして、システムの拡張性やスケーラビリティも挙げられます。Dataverseは企業の成長やデータ量の増加に合わせて柔軟に拡張できる点が特徴です。
ユーザー数やデータ量が増えても安定したパフォーマンスを維持しやすく、企業全体の業務システムの基盤として利用することが可能です。一方、SharePoint は主要文書管理や情報共有を目的としたサービスであるため、データ管理の規模には一定の確保があります。
特に大量の業務データや複雑なデータ構造を扱う用途にはあまり適していません。また、アクセスは小規模なデータ管理には便利ですが、大量のデータや多数での同時利用には限界があります。
このように、データ量や利用規模の拡大を想定する場合には、将来的なDataverseのほうがスケーラビリティの面で優れていると考えられます。
セキュリティとガバナンス機能の違い
DataverseとSharePoint、Accessの違いの一つに、セキュリティやガバナンス機能が充実しています。Dataverseは企業での利用を前提にユーザーやチームごとにしっかりとしたアクセス権を設定できる「ロールベースのアクセス制御」が用意されています。
これにより、構成や担当者ごとに閲覧・編集できるデータを安全に管理することが可能です。一方、SharePoint でも役職ごとのアクセス権限を設定することはできますが、データベース、レベルでの詳細な権限制御は限定的です。
また、アクセスはローカル環境で利用することが多く、ユーザー単位の権限管理や権限機能は十分とはいえません。そのため、企業全体で業務データを安全に管理し、ガバナンスを強化したい場合には、Dataverseの方が適した選択肢と考えます。
Dataverseの料金体系
| 計画する | 料金/目安 | 特徴 | ストレージ容量 |
| Power Apps 開発者プラン | 無料 | Dataverse データベース容量 2GB が付与される。アプリや自動化フローの開発・テスト環境として利用できる。 | 2GBで使用可能 |
| Power Apps Premium | 約2,998円 / ユーザー / 月 | Dataverseの250MBデータベース容量と2GBファイル容量が含まれる。 | 初期10GB + 1ユーザーごとに250MBを追加 |
| Power Apps プレミアム(2000ユーザー以上) | 約1,799円 / ユーザー / 月 | 大規模企業向けのボリュームプラン。
機能はプレミアムと同様で、ユーザー数が多い場合にコストを抑えられる。 |
250MBのデータベースと2GBのファイルを追加 |
| データバース追加ストレージ | 約40ドル/GB/月 | 企業のデータ量に応じて拡張可能。 | 1GBあたり約6,000円/月(または$40) |
Power Apps ライセンス
DataverseはPower Platformのデータ基盤として提供されているため、多くの場合はPower Appsなどのライセンスに含まれる形で利用されます。例えば、Power Apps Premium プランではユーザー1人あたり約20ドル(日本では約2,998円相当)で利用でき、Dataverseのデータ容量やファイルストレージに相当する数が含まれています。
このライセンスを付与されたユーザーは、Power Apps で作成した業務アプリを無制限に利用できるほか、Dataverse をデータ基盤としてアプリを構築することも可能です。そのため、Dataverse を導入する際には、どの Power Platform ライセンスが自社の利用目的やユーザー数に適しているのかを事前に検討することが重要です。
ストレージ容量と追加料金
Dataverseでは、各ライセンスに一定量のデータベース容量とファイル容量が含まれています。例えばPower Apps Premiumプランでは、1ユーザーあたり250MBのデータベース容量と2GBのファイル容量が付与されます。
しかし、企業で本格的にデータ管理を行う場合、顧客情報や業務データの一時によって容量が不足することもあります。そのような場合には、ストレージを追加購入することで容量を拡張することが可能です。
Dataverseを導入する際には、現在のデータ量だけでなく将来的なデータ増加も考慮してライセンスやストレージ容量を行うことが大切です。正しい計画設計を行うことで、コストを抑えながら効率的なデータ管理環境を構築できます。
DataverseはPower Platformでどのように活用されるのか
Dataverseは、Microsoftが提供するPower Platformの中核となるデータ基盤として活用されています。Power Platformには、アプリ開発や自動業務化などのサービスがあり、これらを連携させることで業務データを効率的に活用できます。
自社で導入後にDataverseはPower Platformを業務でどのように活用しているのか気になる方が多いはずです。ここからは、DataverseがPower Platformの各サービスとどのように連携して活用されるのかを解説します。
Power Appsとの連携
Dataverseは、Power Appsと連携することで業務アプリケーションのデータ基盤として活用できます。Power Appsはテーブルを選択するだけで、フォームや一覧画面が自動生成されます。
例、営業担当向けの顧客管理アプリであれば、コンタクト情報や事件履歴を起こして確認・更新することが可能です。 さらに、権限設定やデータ管理機能もDataverse側で一元的に安心して、複数の設定やユーザーが利用する業務アプリでも安全にデータを共有できます。
このように、Power AppsとDataverseを考慮することで、企業は業務に合わせたアプリケーションを効率的に開発・運用できるようになります。
Power Pagesとの連携
DataverseはPower Pagesと連携することで、データを活用したWebサイトやポータルサイトを構築することもできます。例えば、問い合わせフォームから入力された情報をDataverseのテーブルに直接登録し、そのデータを社内システムで管理することが可能です。
また、ユーザー認証やアクセス権の設定を行うことで、一般公開ページとログインユーザー限定ページを柔軟に制御できます。カスタマー向けサポートポータルやパートナー向け情報共有サイトなども構築できるため、企業と外部ユーザーとの情報連携をスムーズに進められます。
このようにPower PagesとDataverseを活用することで、独自情報掲載サイトではなく、データを活用した業務ポータルを効率的に構築することが可能になります。
Power Automateとの連携
Dataverse は Power Automate と連携することで、業務プロセスの自動化を実現できます。Power Automate はワークフロー自動化ツールであり、Dataverse のデータをトリガーとしてさまざまな処理を自動実行できるポイントが特徴です。
ただし、新規案件登録時に自動で関係展開へ通知したり、承認完了後に会計システムへデータ送信したりすることが可能です。
DataverseとPower Automateを連携させることで、手作業で行っていた定型業務の効率化が実現できます。
Dataverseの活用事例3選
Dataverse は、Power Platform のデータ基盤として多くの企業で業務アプリや業務自動化の用途に活用されています。
ここでは、Dataverse の代表的な活用事例を 3 つご紹介します。
スズキ株式会社

スズキ株式会社では、全社にMicrosoft Power Platformを導入し、その基盤としてDataverseを活用しています。
同社ではPower Apps Premiumライセンスを約18,000ユーザー分導入し、社員が自らアプリを作成できる「市民開発」の環境整備を行っています。Dataverseにデータを置くことで、複数の業務アプリから同じデータを安全に共有できるようになりました。
とりあえず取り組むことにより、社員がDX推進の必要性となり、業務効率化と新たな価値創造を目指す体制が構築されています。
富士フイルムビジネスイノベーション

富士フイルムビジネスイノベーションでは、全社的なDX推進を目的として「デジタルオフィサー(DO)」と呼ばれる担当者を各部門に配置し、Power PlatformとDataverseを活用したデータ基盤を構築しています。
各部門の業務データをDataverseに集中し、Power Appsで入力・管理アプリを構築することで、データのセキュリティ化や業務時間を30%短縮しました。これにより、部門ごとのデータ活用が促進され、全社レベルでのデータドリブンな意思決定が可能になりました。
サントリーホールディングス

サントリーホールディングスでは、社内の業務データを効率的に活用するためにMicrosoft Power Platformを導入しています。従来は各部門でExcelや個別システムを使ってデータ管理を行っており、情報の共有や分析に時間がかかるという課題がありました。
そこでDataverseに業務データを集中し、Power Appsで社内アプリを構築することで、必要な情報を随時確認できる環境を整備しました。 さらに、Power Automateと連携して業務フローの自動化も進めており、日常業務の効率化とデータ活用の促進につながっています。
今後の取り組みにより、部門を横断したデータ共有が実現し、企業全体のDX推進に貢献しています。
Dataverse活用を成功させるためのパートナー選び
Dataverse を活用したシステム構築や DX 推進を成功させるためには、Power Platform に精通したパートナー企業の存在が重要です。必須要件の整理からアプリ開発、データ設計、運用支援までを一貫してサポートできるパートナーを選び、最終的に導入効果を最大化できます。
HBLAB は、Power Apps や Power Automate をはじめとして Power Platform の導入支援やローコード開発を提供している企業で、企業の DX 推進を支援しています。
Dataverseを活用したデータ基盤構築や業務アプリ開発を検討する国際的には、近隣の専門パートナーと行うことが成功の鍵となる。
まとめ
本記事では、Dataverseとは?特徴からSharePointとの違いや導入事例などについて詳しくご紹介しました。Dataverseは、Microsoft Power Platformの中核となるクラウド型データ基盤であり、自社の業務アプリ開発や業務の自動化を実現できるデータ基盤です。
Power AppsやPower Automate、Power Pagesと連携することで、企業のDX推進や業務効率化を強力に支援します。また、実際に多くの企業や大学がDataverseを活用し、データ統合や業務改善に成功しています。
自社でDataverseの導入を検討する際は、自社の目的や業務要件に合致した設計を行うことが重要です。株式会社HBLAB(エイチビーラボ)は、ベトナムオフショア開発会社トップ5社を受賞して、500名以上の経験豊富なIT技術者を持つベトナム頑固なオフショア会社です。
ベトナム本社以外に、東京オフィス、福岡オフィス、ソウルオフィスを構え、2015年の創業以来、日本企業相手に500件以上の開発実績を挙げてきました。ニューテック開発に最大の強みを持ち、AI開発のみならず、AR/VR、ブロックチェーン技術の最先端研究も進めています。






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