オフショア開発で ベトナムを選ぶ 5つの理由

2019年12月18日
オフショア開発で ベトナムを選ぶ 5つの理由

現在、日本では技術者不足が深刻な問題となっており、オフショア開発を検討している企業も多いのではないでしょうか。これまで、日本のオフショア開発先といえば、中国は一位にランクされていますが、「チャイナプラスワン」(China plus 1) の政策を踏まえ、日本企業は中国以外の別の国、とりわけ東南アジアにオフショア開発を拡大する傾向にあります。その中で、ベトナムは魅力的なオフショア開発先として、注目されています。なぜでしょうか。これから、 オフショア開発で ベトナムを選ぶ 5つの理由 を紹介します。

理由その1:価格競争力

ベトナムは人件費が安い国だと言われています。エンジニアの価格面では、中国が日本の50%程度であるのに対し、ベトナムは日本のわずか25%程度になっています。同じ優秀なエンジニアを雇用するのに、ベトナムにおけるオフショア開発を行う場合は、より少ない金額で行うことができます。その結果、システム開発にかかる費用が抑えられます。

理由その2:豊富で優秀な人材リソース

今まで日本企業の第一委託先である中国は世界で人口が最も多いため、どこの国よりも豊富な労働力を持っていることは否定できません。それでも、ベトナムは人口ボーナス期であり、つまり、総人口に占める生産年齢人口 (15歳~64歳の人口) が増え続け、経済成長が加速している時期です。若年層の人口が多いベトナムは日本企業に対し、魅力的なオフショア開発先だと考えています。

ベトナム人の若者は勤勉で向上心が強く、真面目な性格です。特に、以降も増え続ける見込みの高いベトナムのIT従事者は大学在学中にITに関する基礎的な知識だけではなく、職業訓練的な教育も受けるため、新卒時にはすでにある程度のスキルを身につけています。人材はとても水準が高く優秀だといえます。

理由その3:外国語ができる人が多い

最近、日本に留学するベトナム人は増加しており、注目されています。

日本学生支援機構(JASSO)が発表した平成30年度(2018年度)外国人留学生在籍状況調査結果によると、2018年5月1日時点での日本におけるベトナム人留学生数は7万2354人で、前年度と比べ、17.%増加した。ベトナム人留学生は、全留学生の24.2%を占めており、出身国・地域別留学生数で中国に次いで第2位につけている。

それに伴い、日本語ができる若者は増え続けており、両国間の窓口となります。そういった日本語が得意なベトナム人はオフショア開発の事業でブリッジエンジニアで、重要な役割を果たしています。

その上、英語から小学校から必修科目になっており、英語でコミュニケーションを取れるのが一般的です。

そのため、日本企業はベトナムにおけるオフショア開発を行う際、言語面での誤解の心配がないではないかと思います。

理由その4:安定している政治と魅力的な制度

ベトナムは政治が安定していると知られています。自民党や立憲民主党、与党と野党といった競争政党を有する日本と違い、ベトナムの政治は共産党の一党独裁です。そのため、国内のデモなどがほとんど起きなく、安全・安心な社会です。そういったベトナムでオフショア開発を行う日本企業は安心できるのではないかと思います。

政治面だけではなく、制度面でも日本企業を誘致するのにメリットが多くあります。ベトナムにおいては、新設の外資企業がハイテックやソフトウェア開発といったセクターへ投資するプロジェクトに対し、法人所得税の減免があります。また、経済特区におけるプロジェクトに対しては、インフラ開発の支援も受けます。日本企業にとってそういった点は魅力的に映るのではないでしょうか。

理由その5:ベトナムと日本の地理的かつ文化的な差が縮まる

ベトナムも日本もアジアにある国なので、移動するのが容易でしょう。航空交通システムの発展により、直行便の飛行時間は4-5時間しかかかりません。さらに、毎日たくさんのフライトが、ベトナムから日本まで(日本からベトナムまで)運航しています。

同じアジア国なので、文化の共通点があります。例えば、両国は米を主食としており、お茶の文化をもっており、中国の漢字の影響を受けています。そのため、ベトナム人と日本人の相互理解が深まっています。相互理解が深いのはオフショア開発の成功につながるはずです。

さらに、日本とベトナムは戦略的なパートナーシップ関係を築いています。両国の友好関係は政府や国民の間で、さらに強化されています。

まとめ

上述したその5つの理由は日本企業を誘致する魅力的なメリットであり、日本企業にベトナム市場に対する関心を引いています。その結果、ベトナムのオフショア企業は以前よりも多く増えており、日本企業の要求を満たしています。

その中で、HBLABは、まだ設立から4年ですが、ある一定の成果を得て、ベトナムのトップIT企業の一つと高く評価されています。HBLABと連携していた企業の95%は引き続き契約を締結します。今後もHBLABは日本企業に対し、ベストを尽くし、オフショア開発をお手伝いを致します。

 

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